表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/21

14 滝の木


 みんな、目を見開いて驚いてます。


 うん、久しぶりに見るけど、やっぱり凄いな。



 林の中の開けた場所。


 円形の広場の中央に一本だけ、とても立派な大きな木。


 その木には俺の背丈くらいの高さの場所にうろがあって、そこから勢いよく水が噴出している。


 滝のように。


 絶え間なく流れ落ちる水は小川となって、俺たちが来た方向の反対側へと流れている。



「神秘的な光景ですわ」


 おっしゃる通りです、エルミナさん。


 ぜひ、みんなに見てもらいたかったんです。



「本当に妖精さんのお住まいかも」


 俺もそう思います、ユイさん。


 せっかくだから、会ってみたいですよね。



「お水、止まらないんだね」


 そうだね、マクラちゃん。


 木の中にいる妖精さんが頑張ってるのかも。



「お水、おいしそう」


 すごく美味しいよ、ハルシャちゃん。


 前に来た時にも飲んだし、今も『鑑定』したから大丈夫。



「妖精さん、会いたいな」


 今回は会えるかもね、ニケルちゃん。


 噂では、清い心を持った人しか会えないそうだけど、


 前回と違って、今回はみんながいるから大丈夫だと思うんだ。



「ロイ様の御心も綺麗だと思うのですが」


 俺の心なんか汚れまくりですよ、セシエリアさん。


 あの滝に打たれて、汚れを洗い流したいくらいです。



「そんなことないよ、結構キレイだよ」


 ありがとう、そう言ってもらえるとうれしいよ。


 って、誰!?



「「「妖精さん!」」」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ