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私は悪役令嬢なのか?  作者: 蒼葉
2/19

異変

下書きも書いてないから本当に見切り発車です。

皆様初めまして。いきなりですが、目を開けたら知らない部屋だったという事はありますか?


私はあります、というか現在進行形で知らない部屋ですね。まぁ天井しか見えていないのですが、覚えている自分の部屋の天井ではない事だけは確かなんです。


だぅ。(どこだよ、此処)


あれ?ちゃんと言葉を発したつもりだったのに、何で喃語しか言えないのかな?


だーぅ(おーい)!」


困った。どうしよう、知らぬ間に赤ちゃんになってる…。やばいぞ、どうしようか。


「あらあら、アーネちゃんお腹空いたのかしら?」


そう言って私の顔を覗き込んだ女性は大変な美人さんでした…。この人すっごい美人さんだね!(現実逃避)


「あぅ。」


やっぱり何となく言葉を発してみると、出てくるのは喃語。本当に赤ちゃんになってしまったのだと実感した。


仕方がない、また一から人生をやり直しますか。それにこんな美人がお母さんなら怖いものないもんね!


「うん?やっぱりお腹空いたのね、待っていてね、直ぐご飯にするわね。」


そう言うと美人さんは、侍女っぽい人を呼び私に母乳を飲ませた。


待て待て、これ滅茶苦茶に恥ずかしくない?


自分の胸しか記憶がないからこんな目の前で他人の胸見ることなくない?


赤ちゃんって凄いよね、ちょっとお得感。


いや、今の私かなり変態くさい。


喋れなくて良かった、と改めて思った。

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