なろう小説『ハナバツ娘 ~~Pretty Summer Race!~~』OP曲 『ハジけよう!二十五歳家事手伝い(ワタシタチ)の夏!!』
ソーキそばの香りに魅せられて
とびっきりの夏が始まるよ!
(ドスコイ!ドスコイ!モリモリ、ドスコイ♡
ドスコイ!ドスコイ!モリモリ、ドスコイ!!)
今日は念願のライブ!!
ビッグバンを超越したγ線バーストの威力を誇る
推しメンの笑顔!(きゅ~~~っん♡)
彼との温かい家庭を夢見る私……
働け!と家族からの冷たい言葉を浴びる私……
どっちが本当の私なの?(お母ちゃん、遠征資金ちょーだい!)
真実の在り方を追い求めて
オキナワに向かう私
目指すのは日本一なんかじゃなくて
世界に一人だけのハナバツ娘
この一世一代の大勝負で
優勝できなくても
健闘することによって
揺るぎない家庭での地位を確立せよ!
首里城 美ら海なんのその
綺麗な海 白い砂浜
そして 一夏の思い出が私達を待っているよ!
スマホの電源なんて気にしない
ひたすら前に向かって進むのみ!
家柄なんて関係ない
無我夢中で豚足にかぶりつけ!
今だけは浮気した彼氏の事は忘れて
万座毛でサスペンス気分☆
陽気な日差しと
浮かれて作ったオキナワTシャツ
気持ちはまさに最高潮!!
う~~~、こうしちゃいられない!
二十五歳家事手伝いの夏が!
始まるよ!!
イル「って、二十五で家事手伝いはアンタの事でしょ!!勝手に私達まで一緒にすんな!」
彩華「まったくですわ!高貴な草薙家の令嬢たる私がこんな扱いを受けるだなんて……鈴音さん、文佳さん、御二人とも恨みますわよ~~~!!」
ドス子「うるせー!!さっさとタコライスとイケメン持ってこい!じゃないと張り手ブチかますぞ、コノヤロー!!」
小娘共は放っといて!
楽しもう!!
花×「って、ドス子ちゃんは私と同じくらいの年だから、小娘じゃなかったね!これから一緒にせんべろ巡りにでも行かない?」
ドス子「オッ、なかなか良いでゴワスな!ただ、そこのお嬢様とやらも、既に二十歳のはずでゴワスよ?」
彩華「なっ……!!レディの年齢に言及するなんて、非常識でしてよ!」
イル「なになに~!!何か凄く面白そう~!……仲間外れにしないで、私も連れてけ~~~!!」
彩華「……いえ、流石に貴方は色々とマズイのでは……」
ドス子「いや、そもそも人間じゃなさそうだから、別に問題ない気がするでゴワスよ?」
イル「ヤッター!!」
彩華「えぇ……それで良いのかしら?」
花×「もう、そんなの関係ないよ!それじゃあ、みんなでオキナワの夏を楽しもう~~~!!
せ・ん・べ・ろ、せ~ん、べろ!」
三人「「「せ・ん・べ・ろ、せ~ん、べろ!!」」」
(アハハッ、こっちこっち~!)
(キャハハッ!)
(ウフフッ……!)
(ドスコ〜〜〜ッイ!!)
~~~~♪