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パーカッションパート

次に、莉奈に音楽室へと連れられた。

音楽室からは、太鼓の音と笑い声が聴こえてくる。

「音楽室はパーカッションの練習場所ねー」

莉奈が部屋の扉を開けると同時に、

「「きゃぁぁぁあッ!」」

シャ───ンッ!

悲鳴と何かが倒れる音がした。

「え、なになに?!」

と、莉奈が慌てて音楽室に入ると、シンバルがスタンドごと倒れていた。

「あ、りなてぃー……」

と、頭に高くおだんごをした少女がやばい、と言わんばかりの顔で莉奈を見た。

わなわなと震える莉奈を見て、侑芽もパーカッションパートも震え上がった。

「こらあぁぁぁぁッ!」

音楽室に雷が落ちた。





「いい? もう気をつけて。パーカッションの楽器が壊れたら、大変なんだよ?」

「「すいません……」」

しゅんと8人は縮こまる。

「まったく。パーカッションの修理代は高いの知ってるでしょ? しかも、打楽器がどこか壊れて演奏に支障があったら……」

「そんなことより! なんか用があるんじゃないの?」

おだんご少女が目をそらしながら指を指す。

「あぁ。そう、紹介しとこうと思って。オーボエパートの佐伯侑芽ちゃん」

「よろしくお願いします」

「よろしく! 私たちパーカッションは全員で8人なのね! 私はパートリーダーの櫻井杏里!さくらって呼んでね!」

「よ、よろしくお願いします」

先程からよく喋るおだんご少女にぶんぶんと手を握って強く振られた。

よく喋る先輩……。

そんなイメージが強かった。

「この子は3年の竹原音。おっぴだよ!」

「私、2年生の川越志奈子」

「同じく2年の小林凛です!」

「落合朋香」

「で、1年生はわかるかな? 右から、糸川花日、浅田杏奈、三原飛鳥!」

「よろしくー!」

パーカッションパートは、他のパートに比べて気さくな人が多い気がした。

「りなてぃ。ちょっと……」

「なに?まって今行く。侑芽ちゃん、ちょっと待っててね」

「?はい」

そう言うと、莉奈は音楽室を出た。

そこでは、瑞樹と何人かが話をしていた。

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