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部活

噂がかなり流れて疲れている中、新入生に嬉しい知らせが入ってきた。


それは、部活の手紙!部活動は・・・


吹奏楽部

演劇部

英語部

男子バレー部

女子バレー部

男子テニス部

女子テニス部

陸上部

バトミントン部

水泳部

サッカー部

野球部


「美樹はどこの部活に入るの?」

目を輝かせながら、亜谷女が話してくる。


『アタシは・・・バトミントン部!』


「そうなの?なんで?」


『わかんない。直感で!』


「私は水泳部だよ」


『地味だねーー・・・』


「水泳苦手だし・・・」


『演劇部とかは?』


「死んでもヤダ!」


『でもさ、ほとんどの人が吹奏楽部とかバレー部とからしいよ』


「う〜〜ん。でも、活動が厳しいんでしょ?」


『大変だね・・・』

話が終わり、席についた。



「魔女!お前なんの部活に入る?」


『アタシはバトミントン部だよ かずは?』


「え!バトミントンって格闘だったっけ?」


『はぁ!?お前殺すよ』


「嘘だよ!俺サッカー部」


『サッカー?足に筋肉つけすぎて身長縮むなよ?』


「なんだと!?そっちだってラケット振り回しすぎて頭蓋骨複雑骨折とかやめろよ?」


『はいはい、ありえないから〜』


「お前体験入部にすんの?見学にすんの?」


『見学!体験とかめんどいし・・・』


「じゃあ、俺も見学♪」


『そう?じゃぁ、あとで先生に言おうよ!』


「OK」



―休み時間


「「・・・と、ゆーことで見学します」」

「「失礼しました。」」


「おい、魔女」


『ん?』


「先生の中で1人変な先生いなかったか?」


『プッ!なにそれ!』


「増田先生だったような・・・キモイ・・・」


『まーまー・・・教室まで競争する?』


「よーいどん!」


『はやっ!』

なんかドキドキする。なんで?あいつの事が好きなの?ない!ただの友達!



「はい!俺が先に教室についたぞ!」


『ある意味ズルしなかった?』


「お前が遅いんだよ!」



―見学


運悪く今日見学するのはハラとアタシだけだった。部活動は違うけど説明は全員一緒らしい・・・

体育着に着替え、ハラもいる。・・・

けど、周りからの視線が痛い。そりゃそーだ。普通男女2人で一緒に体験入部するのはあまりない。あったとしたらカップルしかない。

ハラは・・・・当然嫌がってる。

アタシは当然この性格からしてガマンできない状況だ。

なので・・・・体験入部なんてしないでコッソリ逃げ出した。なんて、無責任なんだろう・・・・。ハラ、ごめん。



―次の日

「美樹!彼氏いるじゃ〜ん♪」


『は?いないよ・・・』


「え?学校で噂流れてるよ・・・」


『なんの?・・・かず?』


「うん。かずと付き合ってないの?」


『バカじゃん?アタシがかずと付き合うわけないじゃん!』


「だってさ、昨日2人で体験入部したから皆てっきり付き合ってるって思ってるよ!」


『うわっ、最悪・・・』



学校に行ったら、案の定・・・

「美樹!かずといつ付き合い始めたの?」

「美樹!かずとは初対面じゃなかったの?」

「美樹!早速ラブラブ?」



ウザイ。いい加減にしろ


その日から噂が絶えなく、結局アタシはバトミントン部には入らず、危険回避のため美未と同じ英語部に入部した。

かずには無視されてるしね。別に構わないけど・・・・



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