【プロットタイプ】肌の砂漠
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
R15入れときますね。
一応、誤魔化してるので、不必要かも知れませんが、念の為。
瑠衣は触られる事を好まないが、自分から触れるのは好む。何時もは暴力的に、刹那的に。ただ拳でも振るう様な接触を続ける。けれども時折、自らの所持品にでも触れる様に、ただただ指を滑らせる事がある。
そう。例えば今のように。何かを注意深く観察する様に。
人形の様に椅子に腰掛ける鏡花の素肌を観察する。両手で持ち上げ、顔を近付け、肌の色、質感をただただ目に焼き付ける。
肌は仄かに浅黒い。どれだけ色を抜こうしても、長年蓄積され色が中々落ちないのだろう。そして時折じわりと滲む様に広がる赤色。皮膚炎の様な、火傷後の様な斑が点々と広がっている。
そうしてその肌に似合わず、肌は僅かに乾燥していた。どれだけ指を滑らせても、何処かカサついた素肌は、水を求めている様だった。
其れはまるで砂漠の様に。水気のない。ただ黄土色の砂の大地の様だった。
「珍しいね。君が人形にでも触れる様にこうやって触れるなんて」
「気分」
「感想は?」
「砂漠の様だ。どれだけ触れても何処か乾燥している」
「『思ってたのと違う』とでも言いたそうだね」
冷徹な声が響いた。意味通り、俺の奥底まで潜り込んで見通されている気分になる。
鏡花の素肌にこうして丁寧に、手を這わせるのは、昼間では有り得ない。大抵、薄暗い部屋の中でしかこうして触れない。
夜闇に触れる時には、ただ狂った様に縋り着いて来る時には、素肌までも俺の肌に吸い付く。水を含んだスポンジの様に、ボタボタと水が溢れ出しそうなのに、今は其れがない。
「でも、そういうものだよ。私はそういうの、どうでも良かったから、最後までどうでも良いままこうなった。反面、大事な部分、内蔵が埋まった胴体や、急所は今も大事にしているよ。だから今も痣やら、斑点があっても、触り心地は大変に良い」
そう言って、背をしならせて胸を張った。そのまま甲高い声でケラケラと笑うと、大きく息を吸い込んだ。
「なに、自分の弱点はそうそう晒さないよ。君、何時も私をアバズレだと思っている様だけど、意外とその一線は大切にしているよ」
ネタが無いなら、久しぶりに文字の表現全振り(当社比)の話でも書くかー。と思って出来た話。
書きながら思ったのは、〇の王子様の名言。
砂漠が美しいのは……。というあの名言。
流石にタイトルにするのは、冒涜が過ぎたので、我慢しました。
どうでも良いものは決して目に掛けない。
だから第三者が取るに足らないものとして、見過ごしてきた。
でも大切にしたいものは、人目に晒さず守ってきたから、まだ綺麗なままだよ。
という話。
最後のは
最も綺麗な素肌を知ってんのは、君だけだよ。
という笑いです。
ネタないね。
なんかもう、私の好きな人が明日も平和で居てくれたらそれで良いや。
イベント参加したくても、コミュ障炸裂して、単語しか出ないし。
作者は今日、金曜日の気分です。
アリスちゃんグッズがもっと普及して欲しい。