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第二章 研究所と《アダム》  第三話

 ――時刻、一時三十分。

 雲の切れ間から差し込んだ月明かりが空を跳ぶ人影を照らす。夜の空気に冷やされた風が頬を撫でる中、契助はビルを飛び越え、最短ルートを一直線に突き進んでいた。

 しばらくして、契助は目的地近くの五階建てのビルの屋上へと到着する。指定された集合場所である地上には誰もいない。しかし屋上には既に二十人近い人数が集まっていた。その多くは自動小銃や拳銃を手に持ち、ミスリルファイバー製の防具や顔を隠すフェイスマスクを身につけている。

 指定された集合地点――ではなく、そこを見下ろすことができる場所に集合する。そんな《月下猟犬》内の暗黙の了解に「神経質だな、まったく」と独り言を呟きながら契助は鬼狐の面を被っていることを確かめるように頬を触った。返ってくるひやりとした感触にどこか安心しながら、契助は仲間の元へと足を進める。

 寄ってくる契助を見て、集った仲間は一斉に視線を向けた。そして、その中の一人、西洋風の鎧兜ヘルムをモチーフとしたフェイスマスクを装備している男が、契助の左腕の方を指差して尋ねる。


「……おい、‶殺人鬼‶。その子供は……なんだ?」


 その声に反応するように、契助の左腕に抱えられた七海の表情が強張る。


(今回は‶騎士団長‶の部隊が出てきているのか。ラッキーだな)


 心の声を漏らさぬように、契助はすっかり忘れていたという顔で七海を見つめると、肩を竦めた。


「いや、保護対象だ。八重波七海だよ。連絡入ってるだろ?」


「何故それを連れて来ている、という話だ」


「『置いていくな』とワガママ言われたんでな。それがどうした」


「制圧の邪魔になる。帰らせろ」


「保護対象を放置するのも怖いだろ? それに、こいつを連れても俺にはなんら障害になり得ない」


「……‶殺人鬼‶。貴様の勝手な行いが、ここにいる二十九人の命を危うくする。その自覚があるのか?」


「そんな時はお前らの命を俺が活用してやるよ、なぁ?」


「……ちっ。貴様の能力の前では味方の命すら愚弄の対象か」


「なんたって‶殺人鬼‶だからな。ま、心配しなくとも敵はしっかり倒してやるさ。それにあんたがいればどうでもなるだろ? ‶騎士団長‶」


「……ふん、勝手にしろ」


 どうやら今回の攻防は契助の勝ちで終わったらしい……と七海は安堵するが、同時に申し訳なさが溢れ出る。シュンとした顔の七海を隣に下ろした契助は、気にするなと七海の頭を撫でた。途端にへにゃんと顔が緩む七海。

 仲間達は「さすが‶殺人鬼ロリコン‶……手が早い」と感心したような呆れたような眼差しで契助を見ていた。契助はそれを鬱陶しく思うが、原因は分かっている。

 今回救った七海と、相棒であるネコ(ボクっ娘ロリ)、そしてもう一人の保護観察対象。どれも幼い体型なのだ。

 はぁ……と溜息を吐いた契助は、その時にヒュンッ、ヒュンッ! という風を切るような音を耳にする。音の方向は背後だ。契助は七海を庇うように立ち、腰のナイフに手を添えて振り返った。

 しかし、腰からナイフを引き抜こうとした右手は極細の鋼糸で腰に縫い付けられ、反射的に反撃に出た左腕は糸によって万歳するような形に吊り上げられる。

 そして、ガラ空きになった契助の胴体は、隣のビルから跳躍してきた金髪幼女によって抱き締められた。


「ん〜〜! 契助しゃま! 会いたかったぁ!」


「‶毒蜘蛛アラクネ‶……離れろ、暑苦しい」


「んふふ〜〜! 照れてりゅ〜! かぁいい!」


「うぜぇ。うぜぇうぜぇうぜぇ。ていうか頭グリグリ擦り付けんな! 拘束糸もほどけ!」


「ふっ、あまいな。こうもあっさりつかまるなど……なさけないぜ?」


「……それ、俺の真似か? 似てないぞ」


「っ⁉︎ 自信作がぁ……うぅ……」


 崩れ落ちて四つん這いになる金髪幼女――‶毒蜘蛛アラクネ‶。

 しゅるりと契助を拘束していた糸は緩み、契助を解放する。契助はうな垂れる‶毒蜘蛛アラクネ‶にチョップを繰り出す。「あうっ」と涙目になる金髪幼女の首根っこを捕まえて吊り上げると、ビルの屋上から外へ放り投げた。「あ〜〜れぇ〜〜……」と残響しながら金髪幼女は姿を消す。


「反省してろ、バカ」


「契助さん⁉︎ 何してるんですか⁉︎」


「ん? お仕置きだが」


「小さい女の子ですよ! ああ、可哀想に……」


 七海の脳裏には、アスファルトに叩き付けられて潰れた幼女の死体が映される。確認しようにも、ビルの下を覗く勇気はない。契助を責めるように睨むが、契助は呆れたように溜息を吐いた。


「あのな、お前さっき殺されかけたんだぞ」


「え?」


「糸って凄いよな。暗殺に持ってこいの武器だ。代わりに俺が庇ったが、そうじゃなかったらお前の首はボトリ。地面に転がってるだろうな」


「ひぃっ⁉︎」


 怖い想像に七海は思わず自身の首を触り、ちゃんと繋がっていることを確かめた。カサリと肌以外の物体に触れて「ひぃぃっ⁉︎」と小さな悲鳴をあげるが、契助に「それはチョーカーだぞ」と言われて安心する。

 契助は再び溜息を吐くと、屋上の端に行って下を覗き込んだ。

 瞬間。

 契助に抱き着こうと跳ね上がった金髪幼女を叩き落とす。「あぁ〜〜……」と落下していく幼女を尻目に契助は七海の元へ戻った。


「処理完了」


「完了しちゃダメですよ⁉︎」


 七海が突っ込みを入れるのとほぼ同時にヒュンッ、ヒュンッ! という音が響いて下から金髪少女が戻ってくる。その顔はどういう訳か満面の笑みだ。


「にゅふふ、手加減無し……はぁはぁ……」


「ったく……いいから来い。そろそろ仕事の時間だ」


「はぁい!」


 テテテっと契助の元へ駆け寄り、ひしっと右腕に抱き付いてくる‶毒蜘蛛アラクネ‶。反対側にいる七海と顔が合うと、ベーッと舌を出してそっぽを向いた。どうやら敵として認定されたらしい、と七海は契助の左腕の袖を掴む。果たしてそれはどういう意味での‶敵‶なのかは、言うまでもない話だ。

 そして契助が少女と幼女に挟まれたまま、仲間達との作戦会議が始まる。


 ▽


 ――定刻。

 月明かりの下、猟犬達が一斉に解き放たれる。

 研究所の入り口はビルの地下に巧妙に隠されていたが、猟犬の鼻は誤魔化せない。瞬く間に入り口を特定し、犬歯をぎらつかせながら侵入した。

 研究所の内部は事前に七海に聞いていたように、かなり広い。白塗りの通路は病院を想起させるが、病室もなければ案内板もない。質素で静寂な空間はどこか不気味さを生み出していた。

 しかし、そのような些事で足を止める戦闘部隊はいない。契助は七海を脇に抱えながら、長い通路を進む。かなりの速さで進行する反動で七海は揺さぶられ、少し苦しそうな表情をしている。


「おい、問題無いか?」


「は、はいっ。契助さんこそ私を抱えて、その……」


「動きづらいが、それだけだ。気にするな」


 契助が七海と会話を交わしていると、先頭の男が振り返って声を張り上げた。


「おい、‶殺人鬼‶! 遅れをとらないようにな!」


「ああ。そっちこそ違う道を通って迷子になるなよ!」


 作戦前、契助と口論をした仲間の男――‶騎士団長‶が契助の方へ声を飛ばすと、契助は自信満々に肯定しつつ軽口を叩く。

 研究所の侵入口、内部構造は七海を追跡していた奴らを捉えることで、多少の倫理からは逸脱した方法ではあるが暴き出した。今回の作戦もそれに基づいて立てられている。

 今も契助の装着している鬼狐の面越しに映し出されるルートは、他の仲間の特殊装備――《月下猟犬》製フルフェイス型コンバットヘルメットを装備する者の視界に共有されているのだ。

 通路を進む契助は、敵戦闘員の奇襲を警戒しながらも、突入前の会話を思い返していた。


『――今回の作戦指揮は私が指名された。文句があるやつはいるか? お前はどうだ、‶殺人鬼‶』


『あんた以上の適任はいないさ、‶騎士団長‶。こき使われてやる』


『ふん、生意気な奴め。作戦だが、まずは四つの部隊に分ける。事前に受け取ったルートデータを見ろ。自分の進行ルートの確認が済み次第、突入だ』


『この研究所……まるで迷宮だな。曲がり角と分岐が多すぎる。制圧目標時間は一時間だが……間に合うか?』


『制圧に失敗すれば情報を逃す。何より、増援は厄介だ。この時間に間に合わなければ失敗と同義。つまり……‶間に合わせろ‶だ』


『ははっ……イエッサー』


『優先すべきは敵の一掃だ。不必要な殺人は避けたいが、抵抗する奴は殺しても構わん』


『殺してもいいのか?』


『相手はアダムと繋がっている奴らだ。おそらく研究員もただの市民ではない。戦闘前提で制圧する。お互い無傷とはいかないだろうな』


『それが終わった次の行動を教えてくれ』


『制圧を行う理由、組織の目標としては被験者の救出がある。非戦闘員が救出を行う間、我々はその護衛だ。被験者の回収が済み次第、我々も帰還する』


『了解だ。何より、敵地というのが最高だな。どれだけぶっ壊しても文句を言われない』


『契助しゃまカッコいい!』


『要救助者がいることを忘れるなよ、‶殺人鬼‶。見境なく殺す本物には成り下がってくれるな』


『分かってるさ』


『そうか。各員、ルートの確認は終えたな? では、部隊を編成する。‶殺人鬼‶、我々は最終的に施設の中央にある管理室を制圧するルートだ』


『管理室?』


『ああ。研究所のシステムを一括して管理している場所とのことだ。そこを掌握すれば防衛システムを含む研究所の稼働を停止することが可能と聞いた。もっとも、すぐに敵もこちらの存在に気付くであろうがな』


『時間との勝負、だな。逃げられる前に狩る。いつものことだ』


『ふっ。このていど、‶さつじんき‶のおれにはよゆーだぜ』


『はいはい、似てない』


『っ⁉︎』


 ………


 ……


 …


 ビーッ! ビーッ! と静寂を裂く警報が契助の意識を現実に引き戻す。壁に設置された非常灯が赤く点滅し、侵入者の影を照らした。一時的に足を止めて周囲を警戒するが、付近に契助達の姿は見えない。先頭を進む‶騎士団長‶が作戦続行の合図を出す。


「他の部隊が交戦を始めたようだな。こちらも気を引き締めて行くぞ」


「了解だ。‶毒蜘蛛アラクネ‶、お前が先行しろ」


「はぁい!」


 契助と並走していた‶毒蜘蛛アラクネ‶は一気に加速して先へと進む。警報が反響する通路を通り抜け、角を曲がったところで、‶毒蜘蛛アラクネ‶は重装備の集団と遭遇した。

 軍帽や防弾アーマーを身に纏っているが、装備の違いから仲間ではないことは明らか。《猟犬》の侵入に気付いた敵の部隊だ。‶毒蜘蛛アラクネ‶の存在に気付いた敵集団は、それが幼女であることにも臆さずに銃を構えた。


「契助しゃま!」


「やれ!」


 ‶毒蜘蛛アラクネ‶の状況を察した契助はすぐに戦闘許可を出す。普段の‶毒蜘蛛アラクネ‶には防衛のための戦闘しか許可していないからだ。契助の言葉が発せられるのと、銃から弾丸が発射されるのはほぼ同時。空を穿つ鉛玉が目の前の無防備な金髪幼女に風穴を空ける……などというのは幻想だ。

 発砲された弾丸は紛うことなく金髪幼女へ迫り来るが、その白い肌に触れる前に全弾丸が突如として切断される。まるで時を止めて一瞬で切り裂いたかのように一斉に。


「怯むな! 撃ち殺せ!」


 敵部隊はそれでも銃を連射するが、弾丸はどれも届かない。人の目では追えない速度だとしても、虚空で火花を散らして床に転がる。


「弱い。つまんない」


 ‶毒蜘蛛アラクネ‶はそれだけを呟くと、指を指揮棒タクトのように振るった。ヒュンッ、ヒュンッ! という風切り音が響いた後、敵部隊は不可視の刃に斬り刻まれて絶命した。

 いつ張られたかも分からない無数の糸が血を滴り落とす中、流れ弾に当たらないよう曲がり角に隠れていた残りのメンバーが顔を出す。


「相変わらずお前の‶毒蜘蛛アラクネ‶は、無惨だな」


「同感だ。死体処理班には同情するぜ。これを飛び越える時に靴が汚れなきゃいいが」


「……子は親に似るって言うが、これもそれと同じだろうよ」


 ‶騎士団長‶は呆れたようにそう言うと、死体の上を飛び越えた。他の仲間もそれに続き、最後に契助が飛び越えようとしたところで七海の暗い表情に気付き立ち止まる。七海は死体から目を背けて、口元を必死に抑えていた。


「慣れないか、こういうのは」


「……慣れたら、駄目だと思います」


「それでいい。慣れたらもう引き返せない。‶人が死ぬのは日常茶飯事だ‶なんて言うが、それは嘘だ。人が死ぬのは特別だ。特別であるべきだと、俺はそう思う。人の命がそうであるように、人の死も同じ特別なんだ」


「…………」


「……そうか。‶殺人鬼‶の俺が言っても説得力がないよな」


「い、いえ。契助さんの考え、私もそう思います。今回だって、私がお願いして連れてきてもらったんですから」


 今日の一時頃、そそくさと忍び足で部屋を出て行こうとする契助を捕まえて連れて行って欲しいと言い出したのは七海だ。契助は最後まで渋り、折れない七海を見兼ねてようやく受け入れてくれたのだ。

 七海は確かに、来る必要はなかった。むしろ契助の荷物にしかならないだろう。そうと分かっていても、七海は見ておきたかった。

 自分が一年間過ごした場所、苦痛の記憶の残滓、そして運良く逃げ出した自分以外の被害者が救われるところを七海は見ておきたかった。他の人を見捨てて自分だけが助かったという思いから、解放されたかったのだ。


「おい! ボサッとするな、‶殺人鬼‶!」


「ちっ、デケェ声……行けるか?」


「はい。このまま運んでください」


「了解だ。振り落とされるなよ」


 契助は助走をつけて死体の山を飛び越えると、先に行く仲間の元へと駆け出した。


 ▽


「し、侵入者です! 施設内に侵入者多数! 警備の奴ら、足止めにもなりません! 施設内の防衛装置も無効化されていて……勝田かつた所長、ここはもうだめです! 早く退避をっ!」


 電子ロックを解除し、転がる勢いで部屋に入ってきた研究員が息を切らしながらも叫ぶ。侵入者がいることは先刻から鳴り響く警報から伝わっている。

 しかし、‶所長‶と呼ばれる白衣を身に纏った男は、知らせに来た職員に目をやらず、それどころか背を向けたまま目の前の作業を続けていた。作業机の上には散乱した資料やメモ用紙、そして一番目を引くのは多数の試験管に注がれた真紅色の液体。

 白衣の男はその一つを手に取ると、軽く揺らすように振る。揺れる液体が闇を落としたようにドス黒く変色する様を見て‶所長‶はニタリと笑みを浮かべる。


「勝田所長! 時間がありません! 《月下猟犬》がすぐそこまで……!」


「――うるさいなァ。作業中なのは見ればわかるだろう?」


「で、ですが……」


「忌々しい猟犬共がいずれ来ることは『被験者O-7』が脱走した時点で確定していたのさ。奴らの鼻は鋭い。この研究所も長く隠れていた方だね。脱走……あるいは‶殺人鬼‶の巡回さえなければバレなかっただろうけどなァ」


「あ、あれはシステムエラーでセキュリティロックが解除されてしまった結果で、しょうがないことだと……」


「……ま、それは過ぎたことサ。この研究所の目的……『ASNAアスナ』は輸送済みだ。この研究所に要はない」


「か、勝田所長……?」


 ふゥん、と顎に手を当てながら男は振り返る。そして、職員の肩にポンッと手を置いた。肩に置かれた手は流れるように腕から肘、そして手首へと触れていく。

 そして、どこからともなく取り出した注射器を職員の男の手首に突き刺した。


「どうせなら君が奴らの足止めをすればいい。あァ、これはいい考えだなァ」


「な、何を……がぁっ⁉︎」


「心配することはないさ。こいつは既に実験済み。君は優秀な兵士になることは確実だよ。君の力で、あの‶殺人鬼‶からたっぷりとデータを取っておくれ」


 職員の男は膝から崩れ落ち、手首を押さえて苦しみ出す。からん、と音を立てて落ちた注射器の中には、ドス黒い液体がわずかに残されているだけ。

 やがて職員の男の手首や首筋の血管がはち切れんばかりに膨張し、脈動するたびに男の体がミシミシと変化していく。


「英雄はお姫様を連れて迷宮の奥へと進んでいく。アリアドネの糸を垂らしながら、敵を討つために……」


 怪しい笑みを浮かべながら鼻歌を歌う男は、満足気に頷いた。


「その迷宮の奥には、恐ろしい怪物がいたとかいなかったとか。結末はどうだろうなァ」


 実験結果が楽しみだ――そう言わんばかりの怪しい笑い声、そして悶え苦しむ叫びが、響き渡る警報に混じって空気を震えさせた。

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