喧嘩おやじと元殺人鬼の喧嘩大会
「よっしゃぁー! ここにくるとアドレナリンが爆発するな!」
パンチエさんが興奮している。
「それじゃ! 受付行ってくるわ!」
とパンチエさんが言う。
俺も興味があったのでついていくことにした。
美しく街並みで、川、噴水、滝と水の利用でとても清潔な街になっている。
またこの世界の中でもトップの栄えらしく、観光客数がとても多いらしい。
「ロッタの中心に高い建物があるんだ。その5階が大闘技大会の受付をしている」
とパンチエさんが言った。
数分歩くと中止地に着いた。
1つだけとても高い建物があり、その近くには大喧嘩大会のコロシアムっぽい建物があった。
「入るぞ〜」
とパンチエさんが言って、入っていった。
「大闘技大会の受付です!」
と女性が構えていた。
「あっ、ミカド・パンチエさんですね? それと……」
やはりこの界隈ではパンチエはとても有名らしい。
「ミレイです」
「ミレイさんは……出場されますか?」
と聞かれたので、答えようとすると、
「こいつも出るらしいぞ!」
とパンチエさんが言った。
「ちょっと……パンチエさん!?」
「いいだろ? お前、俺が気づいてないと思ったか? 痩せているように見えて、割とついている腹筋、胸筋、お前、喧嘩強いだろ」
そう……俺は人を殺すためだけに頑張ってきた。
武道に関してはどれほど頑張ったか。
「まぁ、それほどでもないですけど……じゃあ俺も出ますよ」
と俺がお姉さんに向かって言うと、
「はーい」
と答えた。
本番は2週間後……
喧嘩したくねぇ……
「ミレイと言ったか……俺と喧嘩しようぜ!」
パンチエさんが声をかける。
「いいですよ……でも容赦しませんよ?」
パンチエさんと体をぶつける。
腹にパンチを一発殴り込みが、パンチエさんはびくともせず俺を抱く。
「捕まえたぞ! ミレイ!」
と言って、思いっきり俺を地面に叩きつける。
「俺の勝ちだ……」
と言ってパンチエさんは下を見る。
しかしそこに俺はいない。
パンチエさんは何が起こったか察したかのように、
「やっぱりお前喧嘩強いだろ」
「俺の受身どうでした?」
俺はパンチエさんの後ろに立っていた。
そして俺はパンチエさんの顔面に「バコンッ!」と一発かました。
その後、パンチエさんはホテルで過ごし、俺は人を運んで2週間で1万円を稼いだ。
そうしてロッタ大闘技大会が始まった。
2週間前に見たロッタ大コロシアムに行くと、2万人ほどの人がいた。
「なんでこんなに人がいるんだ!?」
と俺がパンチエさんに聞いた。
「そりゃ世界でも有名な大会だからな。見にくる人もめちゃくちゃ多いんだよ」
と答えた。
そして出場者の集合場所に集まった。
コロシアムから司会の声が聞こえる。
「みなさん! お待たせいたしました! 大闘技大会の始まりです。闘技の騎士たちよ! 入場せよ!」
出場者が一斉に門から入場する。