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番外編 アイドル★リリアナ


とある日、夢を見た。


私、リリアナ・ローズは前世で住んでいたはずの日本に、リリアナとして生きていた。


いやもう。この時点で意味わかんないだけれど。何? なんなの?

私はどうやら原宿を歩いているらしい。誰かを待ってるらしい。


「ねぇ、君かわいいね。アイドルにならない? 売れるよ?」

ああ。アイドル。前世だったら憧れたかもしれない職業だな、と私は思う。

「考えてみま「僕のリリアナは僕だけのアイドルだから、誰にも渡さないよ」」

「アラン!?」

「だめ。絶対色んな男の人に愛想振り撒くとか、絶対絶対許さないからね!? なんならアイドルの服着て踊りたいなら僕の発明で僕のアイドルにさせてあげる!」

「は? 現代日本で発明? どういう事?」


そこで目が覚めた。

顔を上げたらスヤスヤと眠るとっくに大人の男性になったアランがいた。


幸せそうに長いまつ毛を伏せて、私の体に手を回したアランは心底幸せそうだった。


私のアイドルとしての夢の中での物語は始まらなかったけど、ま、いいよね。

 


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