第一弾「あなたならどう書く?」回答④
四人目の投稿ありがとうございます。
今までとは毛色の違うやや暗めの展開です。
違いが際立って面白いですね
エントリー者:七極 貴さん
投稿内容:
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この書き方で良いかわかりませんが、自分なりのストーリー展開を
車輪が壊れ途方に暮れる3人、そしてモンスター襲来レベルも力量も足りない3人は逃げ惑い、
ヒロイン候補の女の子が殺されてしまう。後の2人も絶対絶命かと思われた所で別の冒険者パーティーに助けられる。
街に戻るが2人は仲違いをする。そして1人は冒険者に戻り、もう1人は実家に戻り何処かの養子になる、
そして一年がだったところで、冒険者になった彼の前に死んだ女の子と瓜二つの女の子が現れる、
彼女は冒険者だが剣士だった
3人の運命はいかにって感じはどうでしょうか?
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車輪が壊れるシーンを基点に生まれる物語展開ですね。
力のない現実に直面。
二人とも死んだ女の子が好きで
「お前のせいで死んだんだぞ!!」
「お前が元々旅に出ようって行ったんじゃないか!!!」
みたいなやりとりで決別。
二人はそれぞの道を歩み始める。
テラは冒険者として生きることを決め、アースは彼女を思い出すこの地から遠い家へと養子に出されることとなる。
一年が経った頃
テラはあの時助けてくれた冒険者PTの元での修行を終え、独り立ちしようというところであった。
彼はいつものようにギルドで依頼を受け、入り口に向かい外へ出ようとした。
その時、同じタイミングで入って来た一人の少女とぶつかってしまう。
テラは顔を挙げ、謝罪を述べようとする。
「すまな……」
そこまで言うと言葉は止まった、視線は彼女の顔に釘付けだった。
「いや、わたしのほうこそすいませんでした。急いでたもので」
彼女も謝ってくるが、その顔は怪訝なものへと変わっていく。
「何かわたしの顔についていますか?」
そう問われて、やっとテラは動きを取り戻す。
「い、いやそういうわけじゃなく、その、なんていうか……知り合いにそっくりだったもので」
「そうなんですか?私はフレアと言います、世の中には似た顔の人が三人いるなんて言うみたいですね」
似た顔、というレベルではなく。背格好、声、話し方、そのすべてがあの時のアクアそのものだった。
違いといえば、魔法使いだったアクアとは異なりその腰には片手剣が装備されていることくらいであった。
その後
テラは彼女に固執する。それを何かの機会にアースが見る。
「彼女はアクアじゃない!!!」
とか
冒険者としてテラはフレアと仲良くなっていき、アクアとは違う別人だとはっきり認識した上で彼女にひかれていく。
それをこの町に訪れたアースが見る。
アクアの写し身といっても過言ではない彼女と仲良くするテラに怒りを覚える。
そして・・・
とか
って感じでしょうかね。
今までの3名の投稿者の方とは違い、やや暗い場面からのスタート
こういうのは、主人公がどうあがいて過去にふんぎりをつけるかとかが面白いところですね。
そこに同じ顔の女の子という起爆剤投入!
振り切ろうとしたのに、思い出してしまう!!みたいな展開が、どうなるのか?と今後を気にさせる設定ですね
導入部分として、つかみはばっちりといった印象です。