表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説集

そう上手くはいかない(200文字小説)

作者: 日下部良介

「いやだ!」

 コンビニ袋が破けてジャムを作るのに買ったオレンジが坂道を転がって行く。

「こんなの有り?」

 こんなのテレビでしか見たことが無いよ。

 私は慌てて転がるオレンジを追いかける。

 テレビなら素敵な人が拾ってくれるのに…。

「あっ!」

 坂の下でオレンジを拾ってくれている人が…。

「災難でしたね」

 そう言ってオレンジを手渡してくれた人。

 私は思わず絶句した。

 イケメンとは程遠いデブのハゲ。


 そう上手くはいかないものね。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ここはコンビニ袋じゃなくて、茶色の紙袋だと思います。 どちらにしても現実は甘くないですね
[一言] 拝読致しました。 こういう女性は決して幸せにはなれない。いや、なってはいけない!(グフ)
[一言] デブハゲ視点でも、いい出会いが出来たと思ったらストーカー扱いされたりするんですよ。そう上手くはいかない。
2014/09/11 19:09 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ