第八話 新しい入居者
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銀髪の子供はその身長と身体の細さに不釣り合いなキャリーバックを携えてある建物の中にいた。
手には一枚の紙・・・丁度小さめの文庫本程度の紙を握り、普段は賑やかなはずの建物の中をゆっくりと移動する。
エレベーターを見つけ約一ヶ月間放置されているその箱に乗り込む。目的の8と書かれているボタンを押そうとするが1から8、9から16というように縦に並んでいたのでこの身長ではジャンプでもしない限り届きそうにない。普段ならここで軽くジャンプしてボタンを押すのだが、ひどい倦怠感のせいでやる気がでず、持っていたキャリーバックを床に寝かせて踏み台代わりにする。中に入っていたものが硬かったようで、短い身長の持ち主は足を沈めることなくボタンを押した。
ゆっくりと魔法によって動き出した鉄の箱は八階で止まると口を開ける。一階とは大幅に異なる風景に驚きもせず新しい入居者は歩を進める。
通路を右に曲がってまた歩を進める。しばらく歩いてようやく目的の扉の前にたどり着く。扉のルームナンバープレートは確かに手に握っていた紙に書かれている文字と同じもの・・・Z835と書かれていた
。
扉の横に備え付けてある魔法素粒子検査機器に指を軽く当てる。機械はつい先程校長室で登録を済ませた物を読み取ったらしく、電子パネルにOKという表示が現れガチャンという音によって解錠されたことを証明する。
扉を開けると部屋の中にはダンボールが山積みにされていた。部屋の面積はかなり広くリビング、キッチン、風呂トイレ付きで無駄に広い個室もある。
・・・まぁ、この部屋もすぐにアレで埋めちゃうんだけどね。
そう心の中でつぶやきつつ新しい入居者はダンボールのふたを開けて、開けて、開けて、開けて・・次に中に入っていた物の中からアレを十個位取り出して個室に運ぶ。次にリビングに私生活の空間を作り上げて・・・・・・・・・終わったのはそれから六時間後だった。
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(桜木碧)「暇なんでなんかやります。」
(Angele(ここあ))「何やんのサ。」
(桜木碧)「作者の暴露ネタ。(笑)」
(Angele(ここあ))「やめてぇーーーーーー!」
(桜木碧)「冗談ですよ。」
(Angele(ここあ))「タチ悪いわっ!」
(桜木碧)「じゃあ僕の得意なことについてで。」
(Angele(ここあ))「それならいいんじゃない。」
(桜木碧)「まぁ一つだけ。ハッキングとか大得意です。」
(Angele(ここあ))「それ言っちゃだめでしょ!思いっきりストーリーにかか・・・・あっ。」
(桜木碧)「と言う手段で作者を自爆に陥れてみました。」
(Angele(ここあ))「ううっ・・・・(泣)」
部屋番号をZ825号室からZ835号室に直しました。