第二十二話 戦闘
更新遅れてすいません!
後これから期末試験なので二週間くらい更新しないかもしれません。
その後は更新を再開するのでこれからもよろしくお願いします。
後戦闘シーン書くのは難しいですね。
向こう側にいる背の高い男子が双剣を構えてこちらに向けて突進してくる。
身体強化をしているからだろうか。身体全体が炎のような赤みを帯びている。
その奥でめがねを掛けた少年は弓をこちらに向ける。
僕のパートナーである波名白さんはハンドガンを構えて弓矢を構えた少年に威嚇射撃をするが狙いは外れて少年の足元の地面に穴を開けるだけだった。
だが威嚇射撃という目的は果たしたらしくめがねの少年は弓を構えなおす。
その間にこちらに走りこんできていた少年が双剣を振りかざすがそれを僕は紙一重で避け続ける。
戦闘演習では固有魔法の使用は禁じられているため戦局は1vs1をむかえていた。
僕は長身の相手が振り回す双剣を全て紙一重で避けている。戦闘のベテランとなると別だが目の前の長身の生徒は双剣になれてすらいないようだ。たまに刃が逆になっている。戦闘で僕はひたすら避ける。それも紙一重で。そうすることで相手を焦らせ隙をわざと作る。それがフェィクだと知らずに相手が突っ込んできた所をしとめるのがスタイルだ。僕の目の前の双剣を振るい続ける少年も焦って躍起になったのか足を止める。
「火矢」
三本の矢がこちらに向けて飛んでくる。それを闇で作った棒で叩き落とす。なかなかの速度だったが無理なく終えた僕は闇で足を強化し急接近する。先程相手が強化した時の二倍は出ているだろう速さ。それに相手は顔を引きつらせている。そこで二段階目の強化を発動。足を強化し相手の目で追えない速さまで加速。相手の首に背伸びしながら手刀を突きつける。むこうでは波名白さんが銃を相手のこめかみにちょうど当てていた。
『試合終了。』
やっぱり勝つと気持ちが良いな。




