よし!作ろ!
いつかどこかで、魔王を倒すためにの努力をする三人の人たちがいた。
人々は彼らをそれぞれ'勇者''賢者''聖者'と呼べ仰ぐ。
王国では彼らに必要なものなら惜しむことなく、あらゆるものを支援した。
その様の中、聖者は言えた。
「な、勇者。俺抜きでもいいんじゃね?」
「バカな事言うんじゃね。この世で唯一回復魔法が使えるお前が居ないと話もならね」
「そうだ。聖者。君が居ないと恐らく俺と勇者は次の戦いで死ぬ」
「いやいや。あんたたちもその二年で十分強くなったろ?俺って戦うことも出来ないし。装備もこれだから戦闘場でいつ死ぬか本当に怖いんだよ?」
「そりゃま。俺だって死にたくないから仕方ねな。せめて現場で回復が出来るか出来ないかはかなり差があるからな」
「なせ!他に回復魔法を使える奴がいないのよ!」
「さあ、それは確かにおかしいんだg…」
「よし!作ろ!」
「人の言葉を聞け。で、何を?」
「そりゃ。回復魔法が出来る奴に決まってる。成功したら俺は安全なこの町に居られるだろ」
「そりゃそだけど。出来ん?」
「知らん!…な。侍女。あんた覚えてみろ」
「え。私ですか。嫌ですが」
彼女は王国から支援された者だ。男子三人、戦いは出来ても他の事が出来ない。それと正直花が足りない。
「なぜ!これってべったにない議会だよ?」
「だってめどくさいですし。出来たらそのあと私が戦闘場に行くんですいね?私だって自分の命は大切に…」
「覚えたらあんたが大好きなお菓子食べ放題」
「おい聖者。いくら侍女がお菓子が好きでもそれはちょっと」
「します!」
「よくいった!じゃ今から俺を真似しろ」
「こやつお菓子のために命も捨てたじょ?賢者」
「そだな勇者。大分バカね」
「まあでも覚える訳ないし。一週待ったら聖者も現実を分かるだろ」
「はは。そだな。その時まで少しでも休むk…」
「出来ました!」
「やっぱり俺って出来る子!」
「「…」」
「じゃさらばだ!」
「おい勇者。本当に行ったぞ?」
「お…そだな…これからどしよ?」
「それで!お菓子はどこにあるんですか!」
「あっちの棚で見た覚えがある。…どしよかって俺が知りたい。彼女って大丈夫なのか?」
「知らね。まあ一応魔王を倒すとお菓子貰えると言ってみよ」
「「はあ」」
それから一年後
「これで魔王も倒したしお菓子貰えるんですか?」
「な賢者。俺何もしてねな?」
「そうだな。一人で魔王を殴ったら倒したな」
「魔王の奴何かいうとしたね」
「"我の…"までは聞こえてる。そのあとは"お菓子お菓子ヒールお菓子お菓子"の繰り返しだったな」
「怖いな。なんであやつが'聖女'なんだろ」
「さあ聖者のせいでしょ」
「そういや奴ってどしってるって?」
「先生」
「は?奴が?何で?」
「国王様に発覚されてその罰で回復魔法の先生してるらしい」
「ははは。ジャマね」
「で。現在王国の二割はできるって」
「二割?何が?」
「回復魔法」
「成功したのか」
「出来る子だと言ったし本当に出来る子だね」
「あの!お菓子ってどこですか!」
「「はあ」」
夜中眠れずいたらいきなり思い出した物語です