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作者様だけがお読み下さい② 『1:1評価についての考察(今回は愚痴成分極小です)』

作者: mrtk

20190913公開


 去年の8月に書いたエッセイ、「作者様だけがお読み下さい 『評価について思った事(9割愚痴成分含有)』」N8016EX の第2弾をお送り致します。

 前回との違いは、全然怒りや失望と云った部分が無い事です。


 前回は評価2:2を付けられて、『むしゃくしゃしてやったおれはわるくないあついなつがわるい』という感じで一気に書き上げて投稿致しました。

 低評価を付けられて、mrtkと同じ様な気持ちになった作者様が多かった様で、エッセイ部門では何度もゾンビの様に復活してはランクインするという息の長いエッセイになりました。

 

 今回、このエッセイを書く事になった切っ掛けは、現在連載中の作品にストーリー評価1:文章評価1を付けられた事です。

 ですが、先ほども書いた様にmrtkには怒りや失望と云う感情が湧きませんでした。

 違いは何か?

 それは第1弾の感想で、たくさんの作者様から共感を頂いた事、低評価さえもバネにする作者様から励ましを頂いた事、mrtkが低評価に慣れた事、などの要因が有ります。

 ただ、最も大きかったのは、或る作者様が書かれた感想に返答を書いている最中に、自分の中でしっくりと納まった考えが有ったからです。

 その感想を書かれた、ふとんねこ様が快く引用の承諾を出して頂いたので、その部分をピックアップします。


【ストーリー評価が低いのは、まあ許せます。

 作者様の仰る通り、その方には根源的に合わなかったのかもしれませんし。


 けれど文章評価は!

 結構鍛えている自負があるので、許せないわけです。】



 ふとんねこ様、引用の承諾に改めて御礼申し上げます m(_ _)m


 そして、mrtkが書いた返事のピックアップです。


【もちろん、機械翻訳の文章ならば1評価や2評価は有り得るでしょう。

 ですが、それくらいおかしな文章でなければ文章評価まで1評価や2評価を付けるのはおかしいですよね。

 ストーリー評価は、『面白かった/ワクワクした/先が楽しみ』などの感情が絡む部分なので、基本的には相対評価になると思います。

 対して文章評価は、誤字脱字やことわざなどの引用間違いや記述間違いや文法の間違いなど、基本的には絶対評価の筈なんですよね。

 そう考えれば、1:1評価を付ける人は、自分自身で『僕は文章の良し悪しを的確・明確に判断出来ないんです』と自白している様な気がしてきました(^^;)】


 相変わらず、読者様に喧嘩を売っているなぁ、mrtkは(^^;)


 でも、本心・本音です。


 ここで、『機械翻訳の文章』に登場して貰いましょう。

 出典は、『Pachelbel's Canon』 Wikipedia英語版の1節で、グーグレ先生の翻訳を使用しました。



翻訳文

【パッヘルベルのキヤノンは、ドイツのバロック作曲家ヨハン・パッヘルベルがキヤノンとギグで3つのヴァイオリンとバソコンティノ(ドイツ:カノンとギグフュル3ヴィオリンミットゼネラルバス)(PWC 37、T.337、PC 358)の伴奏キヤノンの一般名です )、DのCanonとGigue、またはDのCanonと呼ばれることもあります。日付とその構成の状況は不明であり(推奨される日付の範囲は1680年から1706年です)、作品の最古の写本のコピーは19日からです 世紀。】

原文

(Pachelbel's Canon is the common name for an accompanied canon by the German Baroque composer Johann Pachelbel in his Canon and Gigue for 3 violins and basso continuo (German: Kanon und Gigue für 3 Violinen mit Generalbaß) (PWC 37, T. 337, PC 358), sometimes referred to as Canon and Gigue in D or Canon in D. Neither the date nor the circumstances of its composition are known (suggested dates range from 1680 to 1706), and the oldest surviving manuscript copy of the piece dates from the 19th century.)


 最近の翻訳機能の性能は良くなったなぁ、という気もしますが、日本語としてはおかしな部分があちこちに見受けられます。

 特に最後の【作品の最古の写本のコピーは19日からです 世紀。】

 おい、世紀、意味も無くポツンと置かれて可哀そうだぞ(^^;)


 この文章ならば、さすがに文章評価1を貰っても仕方が無い気がします。


 ここで念の為におさらいをしましょう。

 マニュアルからの抜粋です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●文章評価、ストーリー評価について

 文章評価

  文法や誤字・脱字など、文章に関しての評価です。

 ストーリー評価

  物語の流れや、世界観についてなどの評価です。


●評価基準について

 ポイントを付けるための基準は小説家になろうでは用意しておりません。

 読者の皆様の判断にお任せしております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 なるほど、評価者の判断に任せているので、自由に評価しても構わないと受け取れます。

 ですが、それって、世間一般的には、評価者の良識に任せる、って意味ですよね?


 繰り返しになりますが、ストーリー評価は個人の好みが大きなウェートを占めますので評価の振り幅が大きくて当然です。

 ですが、1:1評価を付ける読者様って、世間一般の良識を発揮せずに、作品が自分の好みかどうかだけで文章の評価もしていませんかね? 

 もし、世間一般の良識を発揮していれば、ストーリー評価1:文章評価2、ストーリー評価1:文章評価3、ストーリー評価1:文章評価4、ストーリー評価1:文章評価5が存在する筈です。

 

 第一、何故評価システムが有るのか? を理解していないと思わざるを得ないですよね。

 【評価や感想は作者の原動力となります】という言葉が評価の蘭に書かれています。

 この文章からは、サイトの意図は『作者の原動力になる』として採用しているシステムなのに、逆効果になっています。


 ここまで書けば分かると思いますが、mrtk的には1:1評価を頻繁する読者様は、世間一般の良識よりも自分の好みや理屈を優先する方だと思わざるを得ません。


 敢えて近い存在を上げるとしたら、『ゴミ屋敷の住人』というのは、言い過ぎでしょうか(^^;)


『きがついたらかいていたようせいにあやつられたとおもう』と容疑者は意味不明の供述を続けており、警察は慎重に全容の解明に当たる方針です(^^)

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 1でもポイントが増えるのでは?平均値は減るけど。 1付けてる人は、少しいいって思いで付けてるかも?
[良い点] いつも共感と勇気を頂けます。 [一言] mrtk様 いつも素敵なエッセイを有難う御座います。 誠に勝手ながら、共感し、勇気を頂いている者です。 先日、私の完結を迎えた作品に、文章評価1…
[一言] 私は、「何が書いてあるのか分からない」と言われたことがあります。 評価?ゼロです そりゃそうですよね。意味が通じないんだから評価のしようがない。 一ポイントあるだけでもいい方じゃないです…
2019/09/15 00:26 退会済み
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