そんな彼が私は大好き!(200文字小説)
「送るね」
飲み会の後、彼が言った。
「まだ帰りたくないな…」
私の我儘を彼は拒まない。
そして、彼はお寿司屋さんに連れて来てくれた。
私はそんな彼に甘えてばかり…。
「今日はどうする?」
この日は元々デートの約束をしていた。
でも、先日余計な出費をさせてしまった。
「行きたいところがあるの…」
「いいよ」
「ここでいいの?」
私が彼を連れて来たのは牛丼屋さん。
彼は戸惑いつつも安堵の笑みを浮かべる。
そんな彼が私は大好き!