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第8章 都市始動 産業振興篇

 2週間後、シレンティウム南門前


 ハルとアルトリウスの前に広がるのは、シレンティウムの南を通る2重の水路。

 いずれも大理石の護岸と粘土で固められた底面が覗いており、水は通されていない。


「いよいよですね!」

『うむ、楽しみであるな。』

「きっと凄い迫力でしょう。」

「楽しみだなっ!」


 ハル、アルトリウス、エルレイシア、そして楓の4人が玩具を前にした子供のような無邪気な笑顔でいるのを見て、クイントゥスも顔をほころばせる。

 ルキウスとプリミアは用事があると言うことで欠席していた。


 アダマンティウスがいない間、しっかりと帝国兵をまとめきったクイントゥス。

 元ボレウス隊に所属していたという不利な立場にありながら、生来の真面目さと頭の良さで兵達をまとめ、シレンティウムの拠点防御と水路開削に力を尽くしてきた。


 シッティウスは事務仕事があって行政府に残っており、上司のアダマンティウスは未だ北方関所にいる為、シレンティウムの帝国兵が力を尽くして設計し、造営した水路と堀の通水式にクイントゥスが指揮官として出席することになったのだ。

 そして、退役兵の移住が順調に進んでおり、土木技師や建築士、設計士や測量士の需要が満たされた為、今日の通水式が終われば帝国兵は本来の任務に戻る事が決まっている。


「ありがとうございます、間もなく通水です、しっかりと私どもの努力の成果をご覧下さい・・・よし、湿地の堰を切れ!!」


 クイントゥスの号令で、傍らにいた帝国兵が赤い旗を揚げると、シレンティウム南門から次々と8本の旗が西に向かって揚げられてゆく。

 そして最後に旗が揚がったのは、シレンティウム南西に広がる湿地帯の北東端に設けられていた簡易堰。

 シレンティウム籠城戦で一度破却されたが、その後再建されて今まで湿地の水を支え続けてきた堰は、旗が揚がるのを今や遅しと待ち構えていた力自慢のクリフォナム人農夫達の手で杭を叩き壊される。


 その瞬間湿地に長年溜まり続けていた水がどっと音を立て、堰を破り、真新しい水路へと迸り出た。

 水はみるみるうちに白い泡を立てつつ水路を下り、ハルの目の前を細かいしぶきを散らしながら通り過ぎてゆく。

 そして遙か東北方向のエレール川支流を目指して駆け下って行った。


「やった・・・成功だ!」


「すごいっ・・・!」


「これで一区切りつきましたね・・・」


 ハルと楓、エルレイシアの言葉に、アルトリウスが苦笑しながら口を開いた。


『まだ喜ぶのは早かろう?もう一つ水路が残っておるのだからな。』


「そうですね、ではご期待に添いましょう・・・北の水門を開け!」


アルトリウスの言葉に笑顔で頷いたクイントゥスは、傍らにいた帝国兵に声を掛ける。

 帝国兵は、ハル達の様子を見て微笑みながら、今度は青い色の旗を勢い良く振り立てた。

 直ぐさま12本の旗が、南門からシレンティウム市内を経由して、北の台地に設けられたため池の水門へ向かって次々に上げられてゆき、青い旗が最後に到達した大地の南端から、滝のように水が放出され始める。

 落ちた水は水路を経てシレンティウムへ到達し、周囲に穿たれた深く広い堀の中をゆっくりと埋め、幾らも経たないうちに堀を満杯にした。

 堀から溢れた水は、シレンティウム北東側の水路から北の台地に沿って農地を潤し、そしてエレール川支流へと注ぐ。


 この堀もシレンティウム籠城戦で不完全なまま水が入れられたが、その後改修を行う為に干し上げられ、水路の底や壁をきっちりと作り直した上で今日の通水を迎えた。


「辺境護民官どの、ご下命頂いた水路、堀、街道については、造営が滞りなく終了いたしました。後は農民達に頑張って貰うだけです。」


「春が待ち遠しくなりました。」


『うむ、加えてこれでシレンティウムは城壁だけで無く2重の堀に囲まれた城塞都市ともなった、敵はシレンティウムへ迫るのも一苦労となろう。我が成せなかった構想がまた一つ成った。礼を言うぞハルヨシよ。』


クイントゥスの言葉にハルが頷いて言うと、アルトリウスが嬉しそうに答えた。





 更に数日後、シレンティウム行政区・空き建物



 ハルから4階建ての建物の一角へと案内された、50絡みの帝国人の男が感嘆の声を上げる。


「ほう・・・これは、また帝国技術と北方諸族の文化が融合した、見事な装飾ですな!」


「残念ながら、ここは昔にあった建物を改修しただけで、新築ではありませんが、十分な広さがあります。使用して頂くのは1階と2階部分ですが、ここでどうですか?」


「申し分ありません、早速伝送石を設置するとしましょう。」


 ハルの説明に満足げに頷いてから、その男、西方郵便協会シレンティウム局長兼北方辺境区長となったマニウス・クルソルは言った。

 クルソルの指示で、建物の表に待機していた郵便協会の協会員が、運んできた荷物を荷馬車から降ろし始める。


 十数個の伝送石に、その設置台、手紙仕分け用の棚や、各種印判に特殊インク、封蝋用の蜜蝋に打刻鎚、ペンやインクなどの事務小物は言うに及ばず、おおよそ郵便設備に必要なものは全て揃えられている。

 30人あまりの郵便協会員は、てきぱきとそつなく搬入作業を続け、それ程時間も掛からずに椅子や机など、シレンティウムで用意した物品や家具の備え付けも終えてしまう。

 最後にクルソルは“西方郵便協会・シレンティウム拠点局”の文字が打刻された真鍮製の看板を表扉の脇へと掲げた。

 そして後ろで控える協会員やハル達を振り返り、にこやかな笑みで誇らしげに宣言する。


「今日をもちまして、西方郵便協会は北方辺境での郵便業務を正式に開始します。暫定的に行っていた旧クリフォナ・スペリオール州内での業務を併せて行いますので、宜しくお願いします。」


 ぱちぱちぱちと関係者や集まってきた野次馬市民達が拍手を送る。

 シッティウスも資料を小脇に挟んで盛んに拍手していたが、きりが良いと感じたのか、一旦拍手を止め、クルソルへと歩み寄った。


「こちらこそ、宜しくお願いします。早速ですが・・・伝送石の設置場所は何処を考えておられますかな?」


「そうですな・・・とりあえずは北方最大の町であるフレーディアには設置を考えていますが、そのほかは未だ未定です。」


「伝送石は何組持ち込んでおられますか?」


「12組です。もっとも、予備が2組含まれていますから、実質設置可能なのは10組ですね。」


「なるほど・・・設置場所はこちらで提案させて頂いても構いませんか?」


「ええ、利用者の多そうな所を見繕って頂けるなら歓迎です。但し、軍事利用や政治的な理由で選定されるのであればお断り致しますので、それは了承して下さい。」


「もちろん、協会の中立性は理解していますので、心配はご無用です。こちらにまとめておきましたのでどうぞ。」


 シッティウスは自分の手持ち資料から1枚、紙を抜き出すとクルソルへと差しだした。

 クルソルが興味深そうに受け取ったその紙に記されている、シッティウスが提案した伝送石設置の村邑候補は

    クリフォナム最大の町フレーディア・人口5万人

    ベレフェス族長の城邑レーフェ・人口4万人

    アルマール族の城邑ヘオン・人口1万人

    アルゼント族長の村邑セニティ・人口1万人

    アルペシオ族の中心村邑カリーク・人口2万人

    ソカニア族長の村邑ソルカン・人口1万人

    ソダーシ族の中心村邑レニウェ・人口2万人

    コロニア・メリディエト(北方辺境関所)人口5千人

の8カ所で、丁寧に概算人口まで記入されている。

 目を丸くするクルソルや郵便協会員を余所に、シッティウスは更に資料を繰りながら、ごくごく平静に言葉を続ける。


「人口は聞き取り調査から割り出した、ざっぱな、概算とも言えないようなものですが、ある程度の目安にはなると思います。」


 しばらく驚きで紙に見入っていたクルソルだったが、シッティウスの言葉で我に返り、改めてその紙を見つめる。

 唯一、北方辺境関所への設置が入っているが、これは当初から帝国国内との郵便遣り取りに不可欠な中継地点であることから、設置が決まっていたので問題は無い。

 指定場所の残り7カ所は、いずれもクリフォナムやオラン各部族の中心となる村や町が挙げられており、その提案は申し分ないものだった。


「なるほど、クリフォナ・スペリオール州どころの話ではありませんな、シレンティウムは既にクリフォナムの半分を傘下に収めているのですか・・・いや、驚きました。良いでしょう、この提案通り伝送石と協会員を配置させて頂きます。」


「宜しくお願いします。設置に赴かれる際は行政府に一声おかけ下さい、護衛を手配しますので。」


 感嘆の混じったクルソルの返答にも、シッティウスは全く表情を変えずにそう答えると、失笑するハルを促して行政庁舎へと戻っていった。




 1か月後、シレンティウム行政庁舎前



「・・・これがミツバチの巣ですか?」


「そうです。外側のこれは正確に言いますと巣箱でして、この中にミツバチたちが自分でいわゆる蜂の巣を作っているのです。」


「へええ・・・」


 馬車から降ろされた木箱を興味深そうに眺めるハルに、フィクトルと名乗るでっぷりと太った愛嬌のある40絡みの養蜂職人は、馬車に積み込まれている他の巣箱を併せて示しながら説明を続ける。

 馬車には数十の木箱がぎっちりと詰められており、倒れたりしないようにしっかりと綱で固定されていた。


「今は冬なので、動きは活発ではありませんし、封をしてありますから飛び出してくることはありませんが、この箱一つの中に数千から数万のミツバチ達が詰まっています。」


「・・・数千から数万・・・」


 封されて中が見えない箱を、それでものぞき込みながらハルがつぶやくと、フィクトルは面白そうに言った。


「辺境護民官殿は、ハチ箱を見るのは初めてですか?」


「ええ、故郷でもハチを飼っていましたが、こんな形ではやっていなかったので。」


「そうでしょうな、これは帝国でも最新式のものですから、見たことが無いのも無理はありません。まあ、私に任せて頂ければ、3年でこの土地を帝国一の蜂蜜産地にして見せますよ!」


フィクトルが自分の太鼓腹をぽんと叩いて自信満々にハルへそう言うと、その後方から声が掛った。


「他に競合する職人もいないので、是非お願いしたい。養蜂についてはあなたに任せたいと考えているのでね。」


「お、これはシッティウス総督、お久しぶりです。お誘い有り難うございました!」


 相変らず帳面を繰りながら現われたシッティウスに、フィクトルはにこやかな笑顔と共に挨拶する。

 フィクトルは、かつてシッティウスが総督を務めていた帝国州の出身で、そこでも養蜂業を営んでいたが、伝統的な手法よりも効率の良い新手法を編み出したものの、それを嫌う他業者から圧迫され、干されていた所をシッティウスに救われたという経緯があった。

 資金繰りに行き詰まっていたフィクトルを公金で雇い、総督府直属の養蜂業を興して収入につなげたのである。


 シッティウスが総督職を罷免される直前に独立して養蜂業を再興したフィクトルであったが、生産量や品質に申し分ないのに、やはり新手法を嫌う同業者組合から弾き出された。

 シッティウスという後ろ盾を失っていたこともあり、やむなく各地を放浪する移動養蜂業を営むこととなったがこれが当たり、一廉の財を築いていたフィクトル。

 しかし、家族や一族もおり、常に旅の危険に晒される移動養蜂は決して楽なものでは無く、フィクトルは移動養蜂の傍ら、定住して養蜂業を営める地を探していたのである。


 シッティウスは移動して養蜂を営んでいるため、何処にいるか分からないフィクトルを直接探さず家族に連絡を取ったところ、丁度帝都へ向かっていたフィクトルへ上手く連絡を取ることが出来たのであった。

 シッティウスの誘いに一も二も無く乗ったフィクトルは、そのままシレンティウムへと向かった。

 家族は追々こちらへ到着するはずである。


「ええ、こちらこそどうも。尤も今はこのシレンティウム市の行政長官ですが。」


「そうでした・・・心配しておりましたが、再就職先が見つかって良かったですね!」


 以前と変わらない満面の笑みに太鼓腹を見て、シッティウスは苦笑しながら言うと、フィクトルはにこにこしながらシッティウスの再起を祝す。


「本当に、またお世話になりますが、先程言ったとおり競合する業者はいません。存分にやって下さい。」


「分かりました、さっきの言葉が嘘で無い事を証明して見せますよ!」




同日午後、テルマエ・シレンティウメ、排湯貯水槽



『・・・処理した物を見せて欲しいって?そんな物どうするの?』


 ハルの依頼にアクエリウスは怪訝な表情を返す。


「実は硫黄が商売に使えるんです。」


『硫黄?商売?ふうん・・・別にいいわよ。私には必要ない物だし、どっちにしても捨てて貰わないといけないものだしね。』


「助かります。」


 ハルの説明にアクエリウスは自分にとっては不要で有害でしかない物がどうして必要であるのか、イマイチ理解できず、小首を傾げるがそれ以上は何も言わずに踵を返した。

 不要物を引き取ってくれるというのであれば断る理由は無い。


『こっちよ、一応処理した物は区別して貯めてあるの。』


 アクエリウスの案内で向かった部屋へハル達が入ると、そこには山積みになった黄色、赤茶色、灰色の3種の粉末状の物が置かれていた。

 ハルが一番大きな山になっている黄色い粉末へ近づき、アルトリウスが赤茶色と灰色の山に近づくと、同時に口を開いた。


「これが硫黄ですね。」


『何と、これは銅と鉄ではないか。』


『そろそろいっぱいになってきたから、捨てて貰おうとは思っていたの。』


アクエリウスはそう言うと貯水槽に手を差し入れ、数回かき混ぜる。

 しばらくすると排湯が白濁色から透明に変わり、水面から出されたアクエリウスの手には黄色い粉末状になった硫黄が山のように盛られていた。


『はい、これで終わり・・・と。』


「・・・言葉もありませんな。」


 遅れて入ってきたシッティウスが、更に排湯から鉄と銅を取り出すアクエリウスを見て、帳面と資料を手にしたまま呆然とつぶやいた。

 知識として精霊の力を知ってはいたが、目の当たりにしてしまうとやはり驚きを隠せない。

 鉱物の山へ手の中の物をそれぞれに分けて足してからアクエリウスが言った。


『はいどうぞ、何に使うのか知らないけれど、この周辺で撒いたりしないでくれれば良いわ。』


「分かりました、では早速・・・」


 シッティウスが外に向かって合図をすると、空の藁袋を持った兵士達が入ってきた。

 そして山積みになっている硫黄を慎重に藁袋で梱包してどんどん運び出してゆく。

 ついでに積まれていた鉄と銅も同じように運び出し、瞬く間に室内はすっきりと片付いた。

 急いで何事かを帳面へと書き付け、シッティウスがアクエリウスへ尋ねる。


「どのくらいでいっぱいに溜りますか?」


『そうね、概ね1月くらいかしら・・・多い時もあるから、まちまちだけど。』


「分かりました、では1月に一度、今のように掃除をさせて頂きます。」


 再び帳面へ忙しく書き込みをしてから、シッティウスが言うと、アクエリウスはにこりと微笑んで応じたが、1つ質問を追加した。


『ええ、お願いね。それから、下水の処理もしているのだけど、そっちのはどうすれば良いの?』


「下水ですか?そちらは・・・どのようなものが出来ていますか?」


 シッティウスはアクエリウスの言葉を聞いて再び帳面を開きながら応じる。


『まあ、土に返る物がほとんどだけども、たぶん畑の作物とか木々には良いんじゃないかしらね?前もアルトリウスが使っていたみたいよ。』


 話を向けられたアルトリウスが少し言い難そうに話を補足する。


『うむ、まあ・・・アクエリウスには悪いが、下水の屎尿や生活排水から成分を抽出して貰ったのである。我が生前、ハルモニウムの時代に実験してみた所、土と混ぜて使うと良い効果を生む物がいくつかある事が分かったのであるが、アクエリウスよ、それは覚えておるか?』


『まあね、人間の・・・を処理させるなんてね、契約の一環だったけど、あれは屈辱だったしね・・・』


『う、うむ・・・いや。』


 恨みがましい目を向けながらそう言うアクエリウスに怯むアルトリウス。

 しかし、気を取り直したアクエリウスがため息をつきながら言葉を継いだ。


『要領は分かっているわ、同じように貯めておくから、自分達で取りに来なさいな。』


『・・・済まんのである。』


『これは貸しよ?』


謝るアルトリウスへ胸を得意げに反らせたアクエリウスが上機嫌で言うと、シッティウスがぽんと手を打った。


「ふうむ、なるほど、牛や鶏の糞尿を肥料として使用する方法は一般的に知られていますが、まさか人間のモノを使うとは、これは盲点でしたな。疫病や寄生虫、臭気とそれらに付随する気分の問題もアクエリウスどのが処理をしてくれるのであれば解決です。これは良い!今後の帝国の都市計画要綱に是非精霊との下水処理契約を追加するべきですな!」


 シッティウスがそう言いながら大きく何度も頷き、取り出した帳面へさらさらとなにやら書き込みを盛んにしていると、アクエリウスがその言葉を聞きつけ、シッティウスを三角にした目で睨み付けて低い声を出した。


『あなた・・・私たちに人間のウン○を処理させる契約を結ばせる気!?』


「いけませんか?」


『ひ、酷すぎるでしょっ・・・人間性を疑っちゃうわ!』


しれっと答えたシッティウスに、アクエリウスは悲鳴を上げた。



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