表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/129

第5章 都市伸張 帝国軍派遣依頼篇(その1)

 ちょっと酷いので全面改定です、申し訳ありません。

「辺境護民官どの、忙しい所をすまん、喧嘩だ、仲裁をお願いしたい。」


「なんですって?」


 エルレイシアやドレシネス老と執務中であったハルは、ベリウスの言葉に驚いて声を上げる。


「今、兄のへリオネルとレイシンク殿が加わってしまって収拾が付かない、オラン人とクリフォナム人の衝突に発展しかねないからと思い、呼びに来た、すぐ来てくれ。」


「分かりました、先任は?」


 焦るベリウスの声にハルは椅子から立ち上がりながらアルトリウスの所在を尋ねる。


「今は農業指導に出かけているそうだ・・・」


「すぐ行きます、エルレイシアさん、申し訳ないが力を貸して下さい。」


「はい、任せて下さい。」


 アルトリウスは不在、エルレイシアの太陽神官の力を借りるのは今後の都市行政を考えれば得策では無いが、他に手立ては無い。


「現場は工芸区画の中通りだ。」


 ハルは護衛杖を手にし、急かすベリウスの後に続いてエルレイシアと共に喧嘩の現場へと向かった。




 ホーを送り出してから既に20日程が過ぎた。


 ホーが持ち込んだ草茎紙、堅筆、木版機の力によって、戸籍原本や都市の公文書、シレンティウム都市法令の作成は順調に進み、アルトリウスの残したハルモニウム都市法典を若干時代に即して手直ししただけのシレンティウム都市法典も間もなく布告の予定である。


 今までは特に騒ぎも起きず、噂を聞きつけたオラン人やクリフォナム人が時々移住に現われたり、農作物や衣類、調理器具、刃物など生活用品を売りに来るようになった。


 農地では季節が遅かった事から小麦の作付けは出来なかったが、地力を回復させる作用のある大豆や家畜飼料となる牧草の栽培が行われ始めている。


 シオネウスの民達は種や家畜をある程度連れての移住であった事に比べ、避難民でしかないセミニア村のアルマール族が少し後れを取っている程度で、定着は順調であった。


 農機具や種子などはハルが放出したが、借り過ぎや転売が生じないよう、無利子ではあるけれども返済期限を設けている。


 また、工芸区では鍛冶、木工、縫製などの職人達が腕を振っていたが、当分の間仕事はハルが一括して依頼する形を取り、族民の区別無く共同作業をするようにして融和を図ってもいる。


 ちょくちょくトラブルは生じていたものの、ヘリオネルとレイシンクの合意で仲裁や裁定を行わせる事にし、一応の解決窓口を作りもした。


 交流は徐々に進み、順調に来ているかに見えていたが、ここに来て双方の民族感情の間に溜まった歪みが露わになってしまったようである。


 ハルがベリウスの先導で現場に着いた時、周囲は騒然とし、それぞれ5名の男達がレイシンクやへリオネルを含めて睨み合っている状態で、付近には野次馬もいる。


 オランやクリフォナムの戦士もいるが、火に油を注ぎかねない状態である為か、手を出しかねているのが分かる。


 ハル達が現場へ到着すると同時に、制止を振り切って当事者らしき2人が互いに掴み掛かろうとした。


 その瞬間、ハルが飛び出して問答無用で護衛杖を振う。


 がつんというもの凄い音と共に今にも殴り合わんとしていた2人が目を回して睨み合いの真ん中へどさりと倒れると、周囲の目がハルとエルレイシアに向いた。


「静まりなさい、何事ですか!」


 凛とした気合いの入った太陽神官たるエルレイシアの言葉に、気勢を削がれる当事者達。


 それを見計らって、ハルが命令を下す。


「へリオネル、レイシンク、それぞれの当事者を連れて執務室前まで来るんだ、いいな?」


「・・・ああ。」


「・・・分かった。」


「他の者達は解散だ、居住街区へ戻れ!」


 ハルは2人返事を聞き、周囲に集まっていた者達を解散させる。


 皆がハルの意外な強さと気迫に呑まれた所もあり、集まっていた人間はゆっくりと東西に別れていった。





「それで、何があったんです?」


「・・・いや、きっかけは些細な事みてえなんだが・・・」


 ハルの執務室に連行されたのは両方とも木工職人で、若いクリフォナム人の男と中年のオラン人の男。


 ハルがした質問にまず答えたのは口をゆがめたレイシンク、その言葉に若いクリフォナム人が反応する。


「お、俺じゃ無い、俺は借りた道具はっきっちり返した!」


「馬鹿いうな、一番大事な彫刻刀を盗りやがって、1本てところが浅はかなクリフォナム人らしいぜ!」


「何おっ!?」


 馬鹿にしたように応じたオラン人の男へくってかかるクリフォナム人の男。


「また目を回したいのか?2人とも。」


 ハルが立て掛けてあった護衛杖を取ると、2人は青くなって黙り込む。


 ハルはそれを見て護衛杖を元の場所へと戻した。


「その道具はどこにあるんです?」


「ここにある、中を検めてみるか?」


 ハルが質問すると、へリオネルが袋を示す。


 そして、ヘリオネルがその袋の口を開こうとすると、若いクリフォナム人の男が慌てて言い立てた。


「ま、待ってくれ、辺境護民官様、そいつにやらすんじゃ無くて、せめてあんたが確かめてくれ!」


「なに?」


「・・・へリオネルの野郎、俺がいない間にこいつの言い分聞かずに懲罰与えようとしやがったんだ、で、ウチの方の連中と揉めたって訳だ。」


 ハルが首をかしげると、レイシンクは苦虫をかみ潰したような顔で説明を補足する。


 すると、道具袋をハルへ突き出しながら額に青筋を浮かべたへリオネルが語気鋭く言い放った。


「そう言うそっちは、私がいないのを良い事に、先日喧嘩で自分の部族に有利な裁定をしただろう・・・!」


 これで理由はある意味はっきりしたが、睨み合う2人の族長にハルは頭を抱える。


 要はお互いに不信感を持っている為、お互いの裁定に信を置けないのだ。


 それに自分の族民を守る立場もある事から、どうしても自分側に有利な裁定をしがちである事は否めないのだろう、しかし族長としての立場から退くわけにも行かない。


 そうした小さな歪みが今日の大げんかへと発展してしまったのだ。


「最初に約束したはずではないですか、こういった部族間の揉め事は勝手に自分達の族法で裁定をしないと。」


「それはそうだが・・・ちょっとした事だぞ?」


「いちいち手を煩わせる事も無いだろう?」


「・・・それが今日の大げんかに発展したんでしょうが!」


「「・・・む」」


 ハルの言葉に唸る2人。


 しかしこれはハル、と言うかシレンティウムの行政府自体に問題があった。


 自前の治安組織も軍組織も持っていないからである。


 その為臨時で雇っているオラン人戦士50人に、クリフォナム人戦士25人が現在のシレンティウムの防衛と治安を担っている。


 双方とも身内の取り締まりや外部の魔獣等からの防衛には力を発揮しているが、こういった族民間の争い事には、下手に武力を持っているだけに関わらせてしまうと収拾が付かないようになる恐れがあった。


「ううん、手が足りない・・・どうすれば・・・」


 ハルが頭を抱えていると、愉快そうに笑いながらアルトリウスが現われた。


『オラン人の農地は大分形になってきたぞ、まあ、小麦の作付けは地力が回復しきる再来年以降になるだろうが・・・おう、悩んでおるな?どうしたのだ。』


「どうもこうも、手が足りないという話です。」


 今日の騒ぎをアルトリウスに説明するハル、アルトリウスは事の次第を聞き、2人の当事者を眺める。


 その文字通り透き通った視線に晒され、息を呑む2人。


「では、中を検めますよ。」


 ハルがヘリオネルから受け取った道具袋の中を改めると、果たして、無くなったはずの彫刻刀はその中に入っていた。


「すいません・・・!」


 ハルが彫刻刀を取り出すと、オラン人の男はいきなり土下座をする。


「い、いや少し傷んでいたんです!それは本当です!それで・・・研ぎもせずに返してきた野郎にお灸を据えてやろうと・・・」


「言いがかりを付けたのか・・・」


 ヘリオネルがぶるぶると屈辱と怒りで拳を振わせながら男の襟髪を掴み上げ、真っ赤な顔で声を絞り出した。


「オラン人の、面汚しめ・・・!!」


「す、すいませんっ!」


 ばんっとその男を地面へ放り出し、ヘリオネルはレイシンクと疑われた若い男に謝罪した。


「申し訳ない、こちらの調べが甘かったようだ・・・」


 若い男は安堵の表情を浮かべ、レイシンクも皮肉気な笑みを浮かべてはいるものの、揉め事が終わった事で一応満足しているのか何も言わない。


 そして、いつも通りヘリオネルが口にしたのは謝罪と処分について。


「すまん、この男はウチで処分を受けさせるが良いか?」


「ああ。」


 そしてレイシンクはヘリオネルの決定に同意した。


「駄目です、この件はこちらで預かることにします。」


 しかし、ヘリオネルとレイシンクの間で合意が為されようとした時、ハルがきっぱりとそれを遮る。


「シレンティウムの行政府が処分を降します。」







『さて、これでまた司法という厄介な仕事が増えるぞ。』


「それはそうですが、これ以上自治組織に任せていては、ただ仲の悪いオラン人とクリフォナム人の村が都市跡に存在するだけになってしまいます、都市全体の為にもなりません・・・手が足らないのは事実ですが。」


 アルトリウスのからかうような声色に仕方ないと言った様子で答えるハル。


 結局、騒ぎを起こした男は、見張りを付けて数日間食事抜きでの入牢とした。


 これからは部族へ任せていた都市内の揉め事の仲裁や裁定をハル自身が行わなければならなくなった。


 悩むハルをアルトリウスは話があると執務室へ呼び出した。


『1つ、力を貸してやろう。』


「どんなですか?」


 ハルが執務室に入ると、待っていたアルトリウスが窓際から声を掛けてきた。


 日は既に落ちており、窓際からは月明かりがアルトリウスの身体を抜けて部屋へと差している。


『ハルヨシよ、お主は何処の辺境護民官であるか?』


 ハルはアルトリウスの質問に何をわかりきった事を聞くのかと思い、答えようと口を開くが、途中ではたと気が付いた。


「・・それは帝国の・・・そうか!」


『よくぞ気が付いたであるな、そうだ。』


 満足そうに頷くアルトリウス。


 アルトリウスが示唆しているのは、帝国軍を利用する事。


 辺境護民官には、帝国軍の派遣要請と一時的な指揮権が付与されている。


 一時的な、とは言っても、なにぶん辺境での事である為期間は特別設けられているわけでは無い。


 永続的にならないようにすれば良いのである。


 さらに帝国軍は、今までの西方諸国やセトリアには無い能力を持っている。


 それは建築能力である。


 西方統一を目指した帝国は、軍に設営能力だけでは無く都市や街道の設計、建設の能力を持たせた。


 帝国軍はこの能力のお陰で占領地確保や防備、植民や行政に至るまでが速やかに開始できるため、破竹の勢いで勢力圏を広げられたのであった。


 今は国境防備が主任務の守備的な性格へと変革を遂げつつある帝国軍ではあったが、伝統は受け継がれており、辺境都市では都市の補修や拡張の際は帝国軍に依頼して行う事が普通である。


 事実、アルトリウスのハルモニウムを築いたのも彼が率いた第21軍団の兵士達。


 ハルはついでに今まで疑問に思っていた事を質問してみる事にした。


「そう言えば・・・先任達はどうやってこの都市の整備をしていたんですか?」


『うん?おお、何整備と言ってもゴミ掃除や野獣狩りに草刈り程度であるぞ?』


「いや、それをどうやってやっていたのかと・・・」


 何を聞くのかと言った風情のアルトリウスにハルは質問を重ねる。


『ふむ、草や木は都合の悪い所に生えてきたのをよってたかって精気を吸い取ってしまうと枯れるし、ゴミも同じだ、残っている精気を吸い取れば砂になる、野獣は定期的に囲んで狩りをして精気を吸い取る・・・まあ、我ら死霊には簡単である、しかし、精気もくそも無い砂や土だけはどうにもならん。』


「それで・・・」


 赴任時にやたら綺麗だった都市の理由が分かった。


死霊ならではの方法で”整備”をしていたのだ。


 ハルは、死霊が魔獣狩りをしている光景を思い浮かべて少し背筋が寒くなったが、気を取り直してアルトリウスへ向き直る。


「しかし、信用に足りて、協力してくれる軍人がいますかね・・・先任の頃ならいざ知らず、今の帝国軍は酷いですよ?」


 ハルが言い難そうに言うと、アルトリウスは苦笑した。


 国境防衛隊などは周辺部族から略奪を繰り返しては、自分の昇進と引き替えに賄賂として高官へ貢ぎ物をしたり、自分が所属する派閥の軍資金稼ぎの為、略奪品をせっせと中央へ贈ったりしている。


 とても信用に堪えるとは思えないし、そのような者達では心身共にさび付いていて使い物にならない。


『我の弟子が1人、おるとおもう。』


 アルトリウスが人差し指を立てて言った。


「先任の弟子ですか・・・失礼ですが、まだ生きているんですか?」


『我らがここで屯している間にこちらへは来ておらんかったからな、今や60過ぎの老いぼれになってはいるが、まだ生きておるだろう。』


 そう言いアルトリウスが告げた名前にハルは聞き覚えがあった。


「その人は・・・ここに来る時に通った、北方関所の守備司令官でしたよ?」


『・・・ふっ、あやつめ・・・』


 ハルの答えに、アルトリウスは親しみを持った声で漏らした。


『・・・そうであれば最早あそこに詰めて40年以上になるだろうな、栄達を求めれば果たせたものを、我ごときに関わったが故に・・・あやつが軍司令官の1人になっておれば、今の帝国軍もここまで酷くはならんかったであろう。』


 アルトリウスの言葉は歎きが多分に含まれてはいたが、自分の知る者が未だ帝国軍にいる事へのうれしさも少しあるようで、かすかではあったが微笑んでいる気配が感じられる。


『直接上司部下の関係であった事は無いが故に、我の弟子、と言う位置付けになろうか、とにかく馬の合う後輩であった、我が援軍無きままハルモニウムを失陥せしめたとき、ただ1人援軍派遣を主張して冷や飯を食わされたのだ・・・責任感の強い真っ正直な男で、おそらく我を救えなかった事を悔やみ、あの当時の地位から動かずに引きこもっておるのだろう、そのようなやつだ、上手く引っ張り出せれば力になるのは間違いない。』






 翌朝、アルトリウスの呼び出しにエルレイシア、レイシンク、ヘリオネルの3人が執務室へと現われた。


 既にアルトリウスは部屋の中にいるので、これでシレンティウムの首脳陣が全員そろった事になる。


 全員がそろった事を見て取り、ハルが口を開いた。


「都市の機能強化の為に帝国軍の派遣依頼をします。」


「何!?」


「・・・本気ですか?」


「何か考えがあるのですか?」


 レイシンクは眉を顰め、ヘリオネルは動揺と嫌悪感を隠そうともしない、ただ、エルレイシアだけがアルトリウスの立ち位置を見て何かを察し、ハルに質問を投げかけた。


「当面は都市建設の人手不足を補う為です。」


「では、その先は?」


 ハルの答えにさらに質問を重ねるエルレイシア。


「都市の治安向上と行政力強化が狙いです。」


「我々だけでは無理なのか、出来れば・・・帝国の辺境護民官殿には言い難いが、帝国軍とは関わり合いになりたくない。」


 ハルが発した再度の答えに、ヘリオネルが苦虫をかみ潰したという表現が軽く思えるくらいの渋面を作り、唸るように抗議めいた口調でハルに言う。


『昨日の事態を見れば自らだけでの対処が限界である事は自ずと分かるであろう、公正とは言わずとも中立な者達が必要では無いか?』


 アルトリウスの言葉に黙り込む2人の族長。


 確かに昨日の件では仲裁に回るはずが何時しかお互いの族民の肩を持ちトラブルの渦中に入ってしまっていたからである。


 レイシンクは、腕を組んで思案顔でいるが、鋭い目はハルとアルトリウスに注がれている。


「昨日のような、直接の遣り取りから発展したトラブルであれば、理由がはっきりしているだけにその解決を図れば族民間の喧嘩でもまだ対処のしようがあります、しかしこれが一方的な犯罪になった場合、例えば殺人や重傷傷害でどちらかが証言が出来ない、あるいはトラブルの元が分からなかった場合、互いへの過剰な攻撃合戦や暴動に発展する恐れがありますからね、市民同士の紛争は長く、そして根深くしこりと怨恨を残すといいます、これは事前に防がなければなりません。」


 レイシンクが腕組みを解き、ハルへ質問する。


「で、どこの帝国軍を呼ぶんだ?」


「帝国北方辺境関所守備司令官のデキムス・アダマンティウスさんです。」


 ハルの答えに、レイシンクはにんまり笑みを浮かべる。


「ほう・・・奴ならよく知っている、帝国人にしちゃ珍しいくらいの好漢だ、アルマール族の連中は商売で帝国へ行く時に必ず関所を通るが、悪い話は一切聞かない、配下の兵士達も最近では珍しいくらい堅物で公正らしい、俺は賛成する。」


「私も賛成します、理由は同じです、私が生まれるより前から関所を守っておられるそうですけれどもクリフォナムの民との衝突やトラブルは聞いた事がありません。」


 レイシンクに続き賛意を表明するエルレイシア。


「・・・不安はあるが、反対はしない。」


 最後にヘリオネルが渋々同意し、シレンティウムは帝国軍の派遣依頼を行う事になった。


 ほっと一息です、30万アクセス超えました、皆様何時もありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ