せんべい布団の飛行船
今から10年前、楓雅とアンナはせんべい布団を飛行船にして、
毎夜、誰もさわれない国を目指していた。
パン耳と期限切れの牛乳があれば、
それで世界は完璧だった。
怯えるアンナの手を握りしめて、
「怖くないよ。ここは俺たちの国だから」と
まだ4歳の楓雅は約束した。でも、飛行船はどこにも着陸できなかった。
――誰かが着陸させてくれるまで。
これは14歳という子供と大人の間にいる楓雅が4歳当時の心境を綴る回想録。
本作品はカクヨム(URL: https://kakuyomu.jp/works/822139841211767496)にも掲載しています。
本作品は幼少期の純粋なスキンシップ(キス・入浴など)がありますが、性的描写は一切ありません。孤独な子どもたちの温もりへの渇望として描いています。
毎夜、誰もさわれない国を目指していた。
パン耳と期限切れの牛乳があれば、
それで世界は完璧だった。
怯えるアンナの手を握りしめて、
「怖くないよ。ここは俺たちの国だから」と
まだ4歳の楓雅は約束した。でも、飛行船はどこにも着陸できなかった。
――誰かが着陸させてくれるまで。
これは14歳という子供と大人の間にいる楓雅が4歳当時の心境を綴る回想録。
本作品はカクヨム(URL: https://kakuyomu.jp/works/822139841211767496)にも掲載しています。
本作品は幼少期の純粋なスキンシップ(キス・入浴など)がありますが、性的描写は一切ありません。孤独な子どもたちの温もりへの渇望として描いています。
第0話 ~プロローグ~ せんべい布団の飛行船の着陸地の現在
2025/12/19 00:34
(改)
第1話 4歳の俺一人ぼっちで、パン耳生活。
2025/12/19 00:38
(改)
第2話 突然の来訪者はロシア人の美少女 そして一緒に暮らし始める
2025/12/19 01:17
(改)
第3話 夢のクルージングは怒号の乱気流に突入 そして永遠の約束を交わす幼い2人
2025/12/19 01:21
(改)
第4話 幕間 4歳の私 どこにも居場所がなかった アンナ目線
2025/12/19 01:22
第5話 幕間 4歳の私 どこにも居場所がなかった2 アンナ目線
2025/12/19 01:26
(改)
第6話 掃除・洗濯・ごみ捨て だけど洗濯物は干せない そんなとき・・・・
2025/12/19 01:28
第7話 コワモテの人たち襲来? 俺達はどうなる?
2025/12/19 20:57
(改)
第8話 アンナ初めて神社に行く。そして決別、公園なのに、そこは別世界だった・・・
2025/12/20 21:04
第9話 青空とひだまり さくらさんの思い そして翔太くんもやってくる
2025/12/21 21:04
(改)
第10話 現れない夢の国 二人のひとときは楽しくも儚く
2025/12/22 21:04
第11話 暖かくも穏やかな毎日 だけど もう終わるかもしれないせんべい布団の飛行船の旅
2025/12/23 21:03
第12話 幕間 4歳の私 ようやく居られる場所にめぐりあえたかもしれないその1 アンナ目線
2025/12/24 21:04
第13話 4歳の私 ずっと一緒にいたいから・・・ アンナ目線
2025/12/26 00:02
(改)
第14話 ママさんがやって来て アンナ怯えて固まる 暖かい食べ物でご満悦な俺達
2025/12/26 21:03
第15話 人並みに近づきつつある俺達 だけど・・・・
2025/12/27 10:35
第16話 ボスがお父さんだったらいいなぁ でもありえないだろうけど・・・
2025/12/28 11:02
(改)
第17話 借金取りとその他やばい人種 ピンチな俺達 でそのとき・・・・
2025/12/29 00:43
(改)
第18話 すっかり疲れた俺たちにマスターから・・・・
2025/12/29 10:22
(改)
夢のような空間 ビル最上階の大きな住まいと温かい食事に風呂
2025/12/30 10:02
第20話 ボロアパートの片付けと健蔵さんと健之介くん
2025/12/31 10:23
(改)