表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界に嫌われた者  作者: スマイル
2/2

別世界へ

辻褄合ってるかな?なんかあってないような気もするけど…

グダグダですけど読んでくださると嬉しいです。



「僕は此処で死んでしまうのか。長いようで短かったな。」


暗い部屋に閉じ込められ何十年立ったのかわからない。もう自分がなぜこんなことになっているのか、なぜ閉じ込められているのかわからない。でも、一つだけわかることがある。それは死期が迫っていることだ。なぜ死ぬのか、どうやって死ぬのかわからない。でも、この事項はぜったいなのだ。外れたことが無い。何をやってもその通りになってしまう。僕が警告したとしても変わることはない。そう、これは変えることのできない未来なのである。そのため私が死ぬことは決定事項なのである。


こうして考えているうちに死期が目の前に近づいているのがわかった。

もしも、もしも叶うのならば一度でいいから外の世界に出てみたかった。


こうして世界から見向きもされなくなった忌子は静かに息をひきとったのである。



















・・・・・・・・・・・・・・・

「ここは?」

僕が目を覚ましたのは見知らぬ天井だった。

辺りを見回しても真っ白な部屋にベッドが一つとドアが付いているだけの部屋だった。


「僕は死んでしまったのか?」

「そのとおりですよ。」


突然声が聞こえてきてビックリし、きょときょとと辺りに目を向けてみた。

そしたら、そこには見知らぬ女性がいた。


「ようやく気づいてくれましたか。」

この女性は僕が気づいてくれるのを待っていくれていたらしい。

女性は呆れた顔をしながら言いました。


「もう、何時間待たせるのですか。あなたのせいで仕事がたまる一方です。これでも忙しい身なのに。。。」

女性はブツブツなにか言いながらしゃべっていた。

僕はそんなことよりも一つだけ嬉しいことが起こった。

それはこの女性が僕のことを待ってくれたり。話してくれたことだ。

僕はその女性に感極まって抱きついてしまった。


「え…!?」


その女性も一瞬何が起こったのかわからなかったのか変な声を出した。

しかし、だんだんと状況がわかってきたのかみるみるうちに顔が真っ赤になってきた。


「その…!離れてくれると助かるのですが…」


その女性はあまり男慣れしていないのか小さい声で言った。

僕はその声を聞いてしまったと思った。なぜなら、見知らぬ女性にいきなり抱きついてしまうのは失礼になると前に教わったことがあるからだ。

僕は「ごめんね」と言いながら、その女性から離れた。


僕たちの間には気まずい雰囲気が流れていた。

僕達が無言のまま何分かたった頃、その女性が意を決して話した。


「オホン!!さっきのはなかったことにしてあげます。あなたも悪意があって抱きついたわけじゃありませんし…。なぜあなたがここにいるのか詳しくお話するので私についてきてください。」


その女性は少し顔を赤くしながらも話してくれた。

僕はその女性にコクっとうなずきの意志を表明した。

そしたら、その女性はドアの方に向かって歩き出したため、僕もその後を追った。


「此処はですね。転生の間と言われ、強い思念を別世界に飛ばすためのところです。軽く説明するならば、もう一度人生をやり直すことができるところですね。」

前の女性は歩きながら詳しく説明してくれた。辺りを見回せば同じように説明されている人がいる。他にも、奇妙な生き物や巨人など大小様々な人が歩いている。

「この場所は、様々な場所から集められているためいろんな人がいます。」

僕は女性に向かって「へ~」と生返事を返していた。

女性は僕の返答にムスッとしたがブツブツと笑顔笑顔と言っていた。


こうして歩くこと何分かして目的の場所にたどり着いたらしい。

女性は門の前で止まり、カードキーを壁にかざしていた。

門は開き、僕たちは中へと入っていった。


「さぁ、着きましたよ。此処が転生の間3番ゲートになります。」


中はいろんな機械やプリントなどたくさんのものがある。

僕は「お~」と声に出して言っていた。女性は僕の表情に満足したのか笑顔であった。


「此処は何するところなの」

待ちきれない僕はその女性に話しかけた。女性も任せとけみたいな顔をして話し始めた。

「此処はですね。先程も説明したとおり強い思念の人を飛ばすための異世界への通路です。あと、その人にあった特典を一つだけ与えるために様々な機械で分析、鑑定して与えます。いわゆる、プレゼントと人生リセットです」

僕は興奮を抑えられない。なぜなら、もう一度人生をやり直すことができるからだ。僕が実現できなかったことを行える。しかし、ふと思ったことがある。確定事項の件である。僕はそのことを女性に話した。


「ですから、えっ?どうしたんですか?何か話したいことがあると、ふむふむ。それは多分予測確定のスキルを持っているからですね。大丈夫ですよ。スキルはオン・オフできるようになっているので。」


僕は話を聞いて安心した。これのせいで自分の人生はめちゃくちゃになってしまったのだから。その後、女性の話を聞き終わり、女性はゲートの門を開けた。


「では、いってらっしゃいませ」

女性は僕のことを笑顔で送り出してくれた。


僕は晴れ晴れする気持ちでゲートをくぐっていった。



一つの機械にこう映しだされていた。

禁止スキル


自分で読んで見ると案外どこがわるいのかわかりません。

悪いところや、誤字文字などあったらご指摘くださるとありがたいです。

よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ