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1話序盤の暴走表現について

まず初めにこのようなタイトルの小説をわざわざクリックしていただき、見ようなどといった心持ちになられた全ての方々に私は感謝申し上げます


間違えてクリックした方へ、見ろ


ここでは過去私が1話だけ書き、続きを書くに至らなかった渾身の作品である「戦場跡地の回収者 "骸の商人"」という名前の小説をもとに解説をしてきます。

この作品はまだ公開中ですので、時間の無駄遣いをしたい方にオススメいたします。


1,タイトル名

まず初めに私は、中二病です。これは生まれつきの真性というものでしょうか、とにかくカッコいい響きが好きなのです。(むくろ)、いいですねこの響き。聞きなれない言葉で漢字1字、しかも部首が「骨」。完璧です。ですが、小説を書く上でこの考え方は危険思想、いわば黒歴史への第一歩、第一段階といっても過言ではないのです。それでは実際の文章の方を見ていきましょう。百閒は一見にしかず、というやつです。


2,内容読解

「ここを「運命」の最終地点とした勇敢な戦士、それと共鳴したかの如く色鮮やかに朽ちた旧式と新型の蒸気式戦闘機たちの墓標ともいえる戦場跡地に1人。

かつて自身を”運命の回収者”と自称していた男。美しい銀髪は肩まで延び、全身を茶色のローブで身を包んだ高身長のミステリアス風な青年。男は世界各地の戦場跡地に駆け巡っては、この残骸たちが残した最後の名誉ある痕跡である装備品、部品を回収しそれを売却することを生業としている。

男には、反感したものとも言おうか、はたまた彼の敵とも言うべきだろうか定かではないが、そういう者たちに名付けられたもう1つの名がある。


読んでいただけたでしょうか。まずは、読んでいただいたことに感謝します。ありがとう。うれしい


ええ、それでは、内容分析をしていきましょう。

初めに、もう勘の素晴らしい方にはお分かりになられていると思いますが、非常に文章が冗長になっています。「それと共鳴したかの如く」とかもう何言っちゃってんですかね。何と共鳴したんだよ。他にも、「男には、反感したものとも言おうか、はたまた彼の敵とも言うべきだろうか定かではないが、そういう者たちに名付けられたもう1つの名がある。」という文章がありますね。大変やかましいです。なんやねん「定かではないか」って、読者舐めんなよ。


申し訳ございません。言葉が取り乱しました。


続きを供養していきましょう。

「揶揄と歪が生み出した災厄の二つ名を。

彼をその名で呼ぶ者は次第にこの呼び名を伝播に伝播を重ね、遂には本人の耳までそれは伝えさせたのであった。

だが奇妙なことに、この男はこれを揶揄と知ったうえでこれを受容し、包み隠さず自身のことをそう名乗るようになったのであった。

そう、








"骸の商人"







と。」


良いですね、こーの余白!小説ならではの表現技法ですね。すぐさま、回答を見せず溜める。素晴らしい。














はい、では、見ていきましょう。「揶揄と歪」、今読んでもよくわからないです。多分書いている当時もよくわかっていません。なんか使ってみたいなぁという気持ちが先行したあまり発生してしまったと考えられます。次に「この男はこれを揶揄と知ったうえでこれを受容し、包み隠さず自身のことをそう名乗るようになったのであった。」この文章、何か違和感を感じませんでしょうか。そうです、冒頭の文章で「かつて自身を”運命の回収者”と自称していた男」とあるように、この男の通称がもう2つも出てきてしまっているのです。くどいです。すごく、とてもくどい。バレンタインデーに市販のチョコレートを溶かして、型にはめ直し、その上に更にトッピングを付け加えるぐらいくどいです。そこまでしてチョコレートを作ってくれてありがとう。


とにかく、わかることは難しい言葉や冗長的な表現及び気持ち悪い言い回しなど、小説とはこういうものだという独断の偏見を詰め込んだ「雰囲気」を作り出そうとする行動が返って酷さを出しているということです。そのため、返って後日見返した際に羞恥心も与えるのではないでしょうか。なんせ、この小説を書いた張本人は当たり前ですが当時の心情を一度経験しているので、尚更きついものがあります。

追加して、ポイントが高い箇所は話が1話までしか作られていないことです。ある程度構成を練り、世界観や登場人物の設定を考えたうえで作品を作ればいいものの、作りたい欲、いわば創造力が原動力になってしまっているが故に後先を考えずに書き始めることで、2話以降の構成が思いつかず断念といった形になってしまったのでしょう。やはり、序盤は世界観や登場人物の性格や外見などといった作者の頭の中にしかない情報を言語化し、読者に伝えなければなりません。そういう箇所に配慮をしながら話を創作し、自分の世界という名の風呂敷を広げていかなければならないのです。


以上今回はここまで一度締めさせていただきます。まだ1話の序盤である部分にしか触れていないので、次回は1話の中盤から終盤にかけて実際のキャラクターが登場し、どのように描かれているのかを解説していきたいと思います。


もし、1話を先に見たい物好きな方がいらっしゃいましたら、どうぞご覧になってください。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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