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モノもち  作者: テイク
第一章 現れるモノ
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間章1

「おい、お前ら早くしやがれ」

『はい』


 高校生くらいの少年にたくさんの女性がしたがっている。


「ったく、お前ら壊されてえのか?」

『めっそうもありません』

「それなら気合いいれてやりやがれ」

『はい』

「おぼっちゃま」


 部屋に執事が入ってくる。


「どうした?」

「いえ、もう一人の参加者と思える人間を見つけました」

「なんだと!! 本当か!?」

「まことにございます」

「そうかそうか。で、今すぐ行くのか?」

「いえ、まだ、開始の合図はありませぬ」

「そうか、まだか、なら、こっちはゆっくりと戦力を整えるだけだな」

「そうでございますね」

「さて、またやるか」


 壊れたモノの前に少年が立つ。


「オラ、さっさと出てきやがれ!」


 モノが黒く輝く。その輝きが収まったときそこには人が居た。


「さあ~て聞こうかお前のゴシュジンサマは誰でしょう?」

「あなた様でございます」


 モノが言う。


「はっはっは~、はははははは!!! あ~、楽しくってしかたねえ。早くやりてえな~」


 狂気が渦巻く。


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