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モノもち  作者: テイク
第一章 現れるモノ
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間章 四

この間章四には、皆様を不快にさせる表現がたくさん盛り込まれています。別に読まなくても大丈夫な話ですので、苦手な方は戻ってください。


誤字など修正。更に鬼畜度アップ。

 少年は足で女の頭を踏みにじって笑っていた。しかも、靴の裏には鑢と画鋲が仕込んである。見れば、少年が座っているのも女だ。手足を釘で床に縫い付けられ、更に腹の下には、突起がおいてあり、少しでも力を抜けば刺さるようになっている。ほかにも部屋の中にはたくさんの女がいた。

 爪をはがされた女。目をえぐられた女。歯を無理矢理抜かれ釘を刺された女。耳に工具を突っ込まれ溶けた金属を流し込まれた女。耳をそがれた女。鼻をそがれた女。手足を釘に打ち付けられ磔にされた女。指を切られ、代わりにドライバーが刺さっている女。腕と足を切られた、代わりに材木が刺さっている女。体中に針が刺された女。焼けた鉄板の上に乗せられ、肉の焼ける匂いを漂わせる女。巨大な鉄球に潰されている女。鈍器で殴られ続ける女。ピラニアの水槽に入れられ、少しずつ喰われる女。強力な電気を流され続ける女。陰部に赤く燃える火かき棒を突っ込まれた女。みんながみんな酷い状態でかろうじて生きていた。

 一部の女だけが、酷い状態の女たちを見下して、快適に過ごしていた。


「おうおい、そんなんでいいのかよ。あ? お前にプライドはないんですかぁ? 馬鹿なんですかぁ? なあ、言ってみろよ。ほら、言えよ」


 足でぐりぐりと女の頭を踏む。鑢ですれ、画鋲が刺さっても女は、床にはいつくばったまま何も言わない。目には生気の欠片もない。そんな女の反応が面白くないのか、少年はナイフを取り出す。


「さ~てと、ど・こ・に・刺・そ・う・か・な。ここだ」


 手の甲に刺す。女は苦悶の表情を浮かべるが言葉は発さない。そういう命令だからだ。少年の命令はたとえどんなに残虐なことでも従わなくてはならない。

 少年は、面白くなさそうにする。


「つまんねぇ。なあ、お前、面白いことしろよ。おい」


 ぐりぐりと、踏みにじる。仕込まれた鑢で女の頭が削れ、画鋲により擦過傷を作り、血が出るが、少年は気にしない。


「何か言ったらどうだ」

「…………」


 それでも、女は何も言わない。


「おい」


 少年が執事を呼ぶ。


「はい」


 すぐに呼びかけに応じ、老執事がやって来た。


「なにか御用でしょうか」

「はさみ、もってこい。切れ味悪い奴な」

「かしこまりました」


 一端部屋を出て行く執事。すぐにはさみを持って戻ってきた。


「どうぞ」


 執事が少年にはさみを渡す。はさみを受け取ると、少年が踏みつけていた女の髪を引っ張り、起こす。

 少年は無理矢理、女の口をあけ舌を引っ張り出す。


「最終勧告で~す。何か言えばやめてやるよ~。喋らないなら、いらない舌を切り刻んで、切り落としてやる」


 女は何も言わなかった。別に喋れないわけではないのに、喋らなかった。それが命令だったから。少年の言って言ることは理不尽以外のなにものでもない。


「ふ~ん、じゃあ切ろう。まあ喋っても切り落とすけどねぇ!」


 少年は女の舌にはさみをあてがい、笑いながら閉じた。女の体が痛みで震える。だが、完全に舌は切れない。だから、少年は何度も何度、はさみを閉じる。笑いながら、何度も何度も。ようやく舌が切れた。女はショックで失禁していた。


「まだだよ~。そのままじゃ死んじまうからなぁ、優しい、優しい俺は対策を用意したんだよぉ」


 少年が釘とハンマーを取り出す。そして切って残っている舌を釘で押さえつける。


「舌を切ると巻き込んでちっそくするからなぁ、だから釘打って止めちまおう」


 そして舌を下顎に打ち付けた。気絶から無理矢理叩き起こされた女がのたうち回る。


「ヒャハハハハハ! 傑作だなおい!」


「次!」

「坊ちゃま、それで最後です」

「チッ、そうか」


 少年はつまらなそうにする。


「ねえねえ、マスタ~」


 快適に過ごしていた女の一人が甘い口調で言う。金髪赤眼で、髪をツインテールにしている女だ。


「今度は(わたくし)たちの相手してくださいよ。もう、マスターを見るだけで、(わたくし)濡れてしまいましたわ、ほら」


 金髪の女はスカートをたくしあげ秘所を晒す。


「……ワタシモヌレタ」


 ウェーブのかかった紫髪の少女が片言で言う。こちらははなから隠す気などないのか、布を巻いているだけだ。今はそれを外している。


「ニャハハハハ、うちもうちも!」


 猫のような雰囲気のある、赤髪の少女が笑いながら言う。


「…………わたしも……」


 海のようなコバルトブルーの髪と瞳の少女も言う。


「私は、どうでも良いわ」


 茶髪ショートヘアの少女は気のないように言うが、どことなく期待した感じだ。


「そうだなぁ、壊すのも疲れたしぃ、今度はぐちゃぐちゃにしてやるかぁ」


 少年は女達と部屋を出て行った。酷い状態の女たちは、そのまま置かれていた。



書いてて殺したくなったキャラはこいつが初めてです。この鬼畜外道。

自分的に結構鬼畜に表現したのですが、どうだったでしょうか? ぬるすぎだとか言われそうですがこれが限界です。すみません。

しかし、この鬼畜外道(仮)君。まだ名前、決まってないんですよね。というわけで、名前募集します。悪役っぽい名前を募集。当選は、あとがきで、お知らせします。


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