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モノもち  作者: テイク
第一章 現れるモノ
13/44

間章二

 そこにはたくさんの人がいた。


「なあ、じい」

「なんでございましょうおぼっちゃま」


 執事に少年が聞く。


「俺の足りないものはなんだと思う?」

(わたくし)めにはわかりませぬ」

「そうか。まあいい、それであの件はどうなった?」


 執事が書類を出す。


「はい、現在の状況を報告書にまとめました」

「見せろ」

「どうぞ」


 執事が少年に書類を渡す。その書類には望月透について書かれていた。


「近辺にはモノが張り付いています。それはこちらに」


 違う書類を少年に渡す執事。


「はっ! シャーペンにホウキに冷蔵庫、洗濯ばさみにラジオ、コンロに中華鍋、これはお笑いだあはははは!!」


 大声で笑い出す少年。


「さようですね。我々のモノと違い戦闘用ではありません」

「そうだよな~何より俺とは権力がちげえよ!」


 書類を投げ捨てる少年。


「ああ、始まるのが楽しみだ」

「そうでございますね」


 何かが始まるのはまだまだ先。


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