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彼女の本音  作者: 本庄梓
心の記憶と真実
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お父さんの事故って


「そうだ……取り合えず病院に行かなきゃ」


心は思うけど…足が速く動かない…かなりの時間を掛けて病院前の交差点に来るが信号で足が止まる


「…………」


何だろう…?

先生の言葉が凄く引っ掛かる

何であんな事言ったんだろ?

私のお父さんは事故じゃないのに

私が小さい時に病気で亡くなったんだもん

死因は…よく覚えてないけど


「危ないっ!」


え?

隣の人の声に反射的に顔を上げると若い男性がトラックと衝突しそうになってた


「…………」

「今の見た?スレスレ……もう少しで引かれてたわよね?」

「…………」


反対の年配の女性に耳打ちされるみたいに小声で話し掛けられたが私は何も言えなかった




『お兄ちゃん、お母さんは?』

『…………』

『……お兄ちゃん?』


退院する日、病院に来たのはお兄ちゃんだった


『あぁ……用事が有るみたいだから……』

『そう……』


なんだ……昨日は来てくれるって言ってたの…

まぁ、私なんてどうでもいい存在だもんね

お兄ちゃんに何でも私の事任せてさ


『…………』

『……お兄ちゃん、どうかしたの?何だか暗い』

『何でもない…先生と話して来るから』

『………』


何かいつもより元気の無いお兄ちゃんに疑問が残ったけど1人で帰る準備をしてると廊下から看護師の声が聞こえた



『迎えに来て事故に?』

『らしいわよ、即死だったらしいわよ…弥生ちゃんのお父さん』


弥生ちゃんのお父さん?

それって…誰だろう?








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