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彼女の本音  作者: 本庄梓
交差する想い
81/110

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「俺、授業午前だけだから午後に迎えに行ってくるから」


どうしよう…時間がない


「…………」

「最後はお兄ちゃんが締めるからな!」

「…………」

「おい、聞いてんのか?」

「ご馳走さま……行ってきます」

「あぁ……って全く食ってない…おいっ!」




お兄ちゃんの声を聞かないで外に出る

本当ならこのまま転院した病院や手掛かりを探したいんだけど


「学校に行かないと」


変な所で昔から真面目な私

転院した病院も婦長さんから教えて貰えてないもんなぁ

やっぱり聞くしかないか





「飛鳥」

「おう、おはよー」

「話がある」

「……また?」


教室に入ると自分の席には行かず真っ先に飛鳥の席の前に立つ


「お願い」

「廊下行こう?」





「どうしたのよ弥生……この間からまさか本当愛の告白?」


「10年前の来斗君の交通事故、覚えてるよね?」

「…………」


迷ったり…戸惑ってる時間はない

飛鳥には酷い事を聞いてると思う

辛かったのは私だけじゃないから


「あの時の事で……来斗君の転院した病院を知りたくて」

「ちょ……ちょっと待ってよ!なんなの?いきなり10年前の事……どうして」

「ごめんね?急に…でも時間がなくて来斗君の今を知りたいの」

「……時間って……もしかしてこの前もこの事聞こうと思ってたの?」

「…………」

「ごめん飛鳥……飛鳥だってあまり思い出したくないの解ってる…だから聞くの止めようと思ったんだけど時間がなくて」

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