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彼女の本音  作者: 本庄梓
交差する想い
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「俺の姿は視えてなかったみたいだな…」

「じゃ、視えない来斗君を千春ちゃんは探し回って私に会ったのか……」

「みたいだな」


普段は来斗君の事を視えるのに幽体離脱すると視えなくなるのか


「…………」

「なんだよ、その目」

「それから…どうしてたの?」

「それからって…」

「千春ちゃんが部屋を出て行ってから……来斗君何処に居たの?」



幽霊かも知れない相手に『何処に居た』って言い方はおかしいけど…あんなに呼んだに現れなかった来斗君を私はジーッと見つめた


「別に……」

「見てたでしょ?」

「は?」

「私と千春ちゃんの事、近くで」

「なんで……」

「話が解りすぎるのよ、来斗君が」


さっきからまるで傍に居たみたいに会話してるんだよね

私が呼んでも現れなかったのは千春ちゃんの傍に居たから仕方ないけど…その後、そのまま千春ちゃんを見送るって性格じゃないと思う……ましてや消えたりするとは思えない



「…そりゃ…目の前でいきなり千春が浮いたら気になるだろ…」

「やっぱり」

「でもっ!俺の事呼んでたじゃないかっ…弥生が…」


それって…


「……私がずっと呼んでたの気付いてたのね?」


それなのに…来てくれなかった


「それは……」


でもそれは……解ってる……仕方ないって


「じゃ…私と婦長さんが話してた事は?」


少し声を落ち着かせて聞いてみる




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