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彼女の本音  作者: 本庄梓
小さな恋敵
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7

小さな恋敵

『洗濯物を取りに来なさい』

『化粧品を取ってきて』

『雑誌の発売日だから買ってきて』



お母さんが入院してから1週間

私は毎日病院に足を運んでいた


「化粧品って…入院中に必要なの?」


甘く見てた

最初に荷物を運んで洗濯物が増えたら取りに行けば良いって思ってたけど現実は違った


「ん~どれだろ?」


お母さんの化粧品箱の中から言われた物を探すけど中々見つからない

化粧品ってこんなに多いんだ……洗顔くらいしか使った事無いから全然わかんない


「弥生、また病院か?」

「……お兄ちゃんには関係無いでしょ?」

「弥生……」

「解ってるわよ、お母さんがお兄ちゃんは来なくて良いって言ってるんだもんね」



お兄ちゃんは悪くない

でも苛々が何もしないお兄ちゃんについ冷たく当 たってしまう


何もしない……


「そんな刺々しく言わなくても良いだろ?母さん元気なのか?」

「元気だからアレ買ってこいとか、コレ持って来いとか言ってるんじゃん……ねぇお兄ちゃん」

「ん?」

「…本当に何もしないの?」

「何もしてなくないだろ?今だってお前のご飯作ってるんだぞ?俺は女だから料理しろとか強く言わないけどさ」



確かに…誰に言われたわけじゃない

いつも通り今日の夕飯の下ごしらえをしてるお兄ちゃん

お母さんが仕事で遅くなる時はお兄ちゃんが作ってくれた…そのうち誰が言ったわけじゃないけど料理はお兄ちゃんの担当になってた





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