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彼女の本音  作者: 本庄梓
思考回路パニック
69/110

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見つけたあの人だけ随分と年齢が…じゃなくてちょっと帽子が違う


「すみません……」


やだなぁ……今声掛けるの…怒ってる最中に反論なんてしたら雷がもっとおちるんだもんなぁ

でも…そんな事言ってらんないもん


「あら、もしかして楓先生の話してた子?」

「あ……はい…すみません」


私は反射的に謝ってしまった……しかも頭を下げて


『弥生ちゃんの事は話してあるから』


そうだった…楓先生が先に言っといてくれたんだった


「……何で謝るの?」

「……何となく……ですね」

「今の聞いてたの?…怒られると思った?」

「反射的に」

「ふふ……いつも親御さんに怒られてたりするのかしら?」

「………」


婦長さんは笑いながら中から出て来てくれて談話室の椅子に私を座らせてくれると自販機の前で


「何飲む?」

「え?」

「飲まない?」

「あ……でも持ち合わせが…」


今日、そんなに持ってないんだよね


「ふっ……ここで貴女にお金を要求すると思う?私ってそんなに奢ったりしなさそうかしら?」

「えっと……どうでしょうか……」


うわ……なんて返ししてるんだ!自分、そこは『そんな事ないですよ』って言えばいいのに



「そうよね、私の事なんて知らないもんね…女子高生に奢らせる奴かもしれないし………でも安心して年下の可愛い子には優しくしちゃうの」

「はぁ……」


『あ、看護師は別ね』と言いながら紅茶を買ってくれた


「有り難うございます…」

「どういたしまして………で、何を聞きたいの?」

「…………」

「楓先生から聞いてるけど…昔の事ってだけだから」




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