表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
彼女の本音  作者: 本庄梓
繋がる糸と切れる糸
64/110

64

「え……」


怪しい私の隣に先生は座った


「いや、何だか凄く思い詰めた感じだから弥生ちゃんは、いつも明るいから気になった」

「そんなに思い詰めてますかね?」


自分ではどんな顔してるかわかんない…でもわたしってそんなにいつも明るいかな?

顔は分からないけど落ち込んでるのは間違いない



『弥生、話って何?』

『えっと……』


放課後、飛鳥を空き教室に呼び出した


『何、呼び出しとか改まって…まさか告白!?』

『いや……あ…でも告白で間違いでは』


告白と言われればそうだよね


『マジで!?ちょっと……弥生の気持ちは嬉しいんだけど……私…他に好きな人が居てさ……』

『そうなんだ……ってそっちの告白じゃなくて!でも好きな人居るんだ…初耳だよ』


あんなに合コン命の飛鳥が


『違うの?うん…まぁ…居るんだな』


恥ずかしそうに笑う飛鳥

なんか先に告白されたみたいな


『じゃあ何の告白なの?』

『………』

『弥生?』

『やっぱりいいや…ごめん』

『何よそれ…やっぱり愛の告白だったんじゃ…』

『それはないから安心して……』

『まぁ、話したくなったら言ってよ!それじゃこれから飲みに行くか!』

『病院行くから…』

『そっか、早くお母さん退院出来るといいね!』



笑顔の飛鳥にバシバシ背中を叩かれた




「一寸先が闇なんです…」

「………」


先生を見ないで真っ正面を見ながら呟いた私に先生は無言だ

うん…きっと逆の立場だったら私も無言になるだろう…そして無言で立ち去るかもしれない




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ