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彼女の本音  作者: 本庄梓
繋がる糸と切れる糸
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沢山ある写真にも来斗君が写ってるんだもん…話した事があると思う。


「あぁ後は明日、飛鳥に聞いて…」


さっきのお兄ちゃんの態度を思い出す

そうだよ…飛鳥に聞いて良いのかな?

飛鳥はどう思って今まで私と接して来たんだろう…?

ずっと忘れた私に何も無かった様に振る舞ってくれてたんだよね

飛鳥だって同じ子供だったのに


「…………」


本当に…聞いていいの?

私は…飛鳥を傷付けるんじゃ…もしかしたら飛鳥だって辛かった事を漸く忘れたかも知れないのに私がまた思い出させてしまうかも


「お父さん…」

「弥生」

「うわっ…お兄ちゃん…何……いきなり」


仏壇に話し掛けようとすると私が後ろから話し掛けられた

ビックリした……また事故の事考えてると知られたら

それに……


「そんなにビックリするなよ……傷付くぞ?」

「お兄ちゃんの声お父さんに似てるね」

「そうか?」

「うん……やっぱり親子だね」


声帯も似るんだな

お父さんの事考えてたから余計に


「まぁ段々似てくるのかもな……弥生も似てくるんじゃないのか?」

「お父さんに?」

「違うよ、母さんに」

「止めてよ!」

「早いな…ツッコミが…そんなに嫌かぁ?」


笑いながら冷蔵庫の中を覗く姿も少しお父さんに似てる


「当たり前でしょ?お父さんならまだしも…」

「弥生は父さん派だったもんな……弥生には甘くてさ……俺、子供の時だけどちょっと弥生に嫉妬した」

「え……嫉妬?」

「うん」

「お兄ちゃんが?私に?」


椅子に座るお兄ちゃんの対面にちょっと食いぎみで私も座る

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