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彼女の本音  作者: 本庄梓
繋がる糸と切れる糸
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そうだ…先生の恋愛事情より気になる事……出る声が自然と小さくなる

千春ちゃんは…大丈夫なのかな?

昨日、来斗君は持ち直したって教えてくれたけど


「今は落ち着いてるよ…ただ、目覚めないけどね……」

「……そうですか」


まだ目覚めないんだ


「弥生!その先生は?例の?」

「なっ……先生は違うの!余計な事気にしなくて良いから病室に戻ってよっ!」


しまった…お母さんが居たんだ

先生の事凄く知りたがってたんだよね


「あのっ…弥生がお世話になってます」

「お母さんですか?挨拶が遅れてすみません…小児科の医師の楓です」

「まぁ……こちらこそ」

「ちょっと、やめてよ!先生も挨拶なんてしなくて良いから…小児科戻って下さい!」


先生は礼儀正しく挨拶なんてするからお母さんの中でドンドン妄想が膨らんでるはず…


「弥生……彼氏いない歴更新かと思ってたのに…医者かよ」

「違う!お兄ちゃんまでお母さんみたいな妄想しないの!」



足が不自由な癖に器用に先生の側に移動して話してるし……お兄ちゃんまで先生に話し掛けて

もうやだ……この家族


『弥生ちゃんと一緒で面白い家族だね』



「…………」

「弥生、取り合えず大人しく寝てろよ?」


先生は最後まで笑顔で対応してくれた

私と一緒って何なんだか……。



「お兄ちゃん、あのさ……」

「ん?」


いつもの様に夕飯の準備に取り掛かろうとしてるお兄ちゃんに話し掛けた


「私の記憶の事なんだけど……」

「お母さんと病院行くんだろ?」

「うん……そうみたい」

「辛いだろうけど…もう少し待ってろよ?」

「…………」

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