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彼女の本音  作者: 本庄梓
2人の繋がり
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下に降りるとさっきまでやってた売店が閉まってる

そのせいか辺りはシーンと静まりかえってて自販機の電気音だけが聞こえてた

こんなに時間経ってたのか


「やばっ!お兄ちゃんから連絡来てるかも………たっ!」


携帯の電源を入れようと病院の外に出ようと走り出した途端また頭に痛みが走る


ズキッ…………また…

ズキン…ズキン…


また直ぐに治まると思って歩き出そうとすると痛みが頭に響く


「痛……っ……」


そのまま受付の椅子に寝そべる様に体を休めた



『俺、明日……転校する』

『来斗君……もう道場に来ないの?』

『あぁ……』

『そっか、寂しくなるね……』

『……』


来斗君……もう来ないんだ…私に勝負挑んできたりしなくなるんだ…


『弥生は……寂しいか?』

『寂しいよ』

『何で……寂しい?』

『えっと……もう会えなくなるし来斗君が私に勝負しろ!って言ってこなくなるからね…叩きのめす事が出来なくなるからつまんない』

『……そっか…また叩きのめす相手探せよな』


来斗君が寂しそうに笑ったのを見て胸がチクっとした

何でだろ……?


『じゃあな…』

『………』


柔道着のまま来斗君は走って行く

私の前からドンドン見えなくなって行くと同時に胸の中のチクチクが痛くて痛くて仕方ない


もう会えなくる


『叩きのめす相手』


何で……あんな言い方しちゃったんだろ…来斗君……。




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