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彼女の本音  作者: 本庄梓
大切な時間
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「……ちょっと久し振りの単語だったから……『彼 女』なんてね」


先生は少し恥ずかしそうにサラサラの髪を掻き上 げた

嘘でしょ?

確かにお人好しでちょっと抜けてそうだけど…そんなマイナスポイントを引いても先生は素敵だ……言いたくないが医者だし。


「嘘だ…」

「本当だってば」

「そうなんですか……でもっ…彼氏いない歴17年の私よりは…」

「………」

「………」


しまった……自らのマイナスポイントを……先生と違って私はマイナスポイントしか無いのに


「今の男の子は見る目ないね…さ、会ってあげて?ただし時間は短めに」

「……」


先生は優しく私の頭を撫でてくれて千春ちゃんの病室のドアを開けてくれた

本当…最近の女性は見る目ない人が多いんだな



「…弥生?」

「千春ちゃん……どう?」



『体調どう?』と聞こうと思ったけど千春ちゃんの姿を見たら言えなかった

面会出来るから調子が良いのかと思ったけど…見るからに顔色が悪い

それとも、これでも今の千春ちゃん調子が良いのかな?



「最悪…見てわかるでしょ…」

「……」

「見てよ、点滴のし過ぎで腕が紅くなっちゃった…」


白い腕に点々と紅い痕が良く目立つ


「ご飯とかは?」

「これ…味気ないったら……」


白い腕を軽く上げて点滴を指差す





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