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彼女の本音  作者: 本庄梓
大切な時間
30/110

30

「…………」

「弥生、聞いてるの?」

「うん」

「嘘…聞いてなんてなかったでしょ!」

「うん」

「全く……」

「娘さん、恋煩いとかじゃないの?例の先生に!」

「どうだかねぇ」




お母さんはもうすぐ退院らしい

それを聞いた時……正直、『まだ待ってくれないかな』と思った

入院した時は『さっさと退院して欲しい』だったのに


「……病院に来る理由が無くなっちゃう」


来斗君はちっとも姿を現さない

千春ちゃんは面会出来ないし


「はぁ……取り合えず帰るかな…よいしょっと!」

「あっ…見つけた!」


お母さんの洗濯物を肩に掛けてエレベーターが開くと中に先生が居た


「先生…どうしたんですか?」

「帰るの?」

「そのつもりですけど?」


来斗君も居ないし千春ちゃんにも会えないならお母さんの用事が終わったら帰るしかない


「そっか…時間ある?」

「……?」

「千春ちゃんがね、弥生ちゃんに会いたいって」

「会えるんですか!?なら行きます!」


千春ちゃんに会える!

来斗君の事…聞けるかも。




「あの、すみません…」

「え?、荷物?当たり前でしょ?軽いから大丈夫だよ」

「……」


お母さんの洗濯物を持ちながら先生は笑った



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