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彼女の本音  作者: 本庄梓
少年の告白
3/110

3

出た…


「そんな大袈裟な言い方…」

「母親が入院したってのに…もっと急ぐでしょ?」


呆れるように誰に買ってきて貰ったのか雑誌を読んでたお母さんの姿にカチンとくる

これだよ……なんでこんな言い方されないといけないの?

きっと違うはず…お兄ちゃんが持って来たらこんな言い方をしない



「入院って言ったって命に関わるわけじゃないじゃない」


こうなるんじゃないかって…思ってたから来たくなかったのに



「お兄ちゃんは本当にちっとも手伝ってくれなかったんだから時間掛かって当たり前じゃん…大体なんで私が…」

「またそれ」


お母さんの声で遮られなかったら私のマシンガントークは弾切れなんて無いんじゃないかって思うほど止まらなかった


「だって……」

「『だって』『なんで』って……あなた女の子なの よ?男女差別だ!って言うかも知れないけど今、幾 つ?」

「17……かな?」

「かなって……春からは3年生でしょ?お母さん、甘やかし過ぎたのよ」

「え?」


後で読む為なのかしっかり雑誌に折り目をつけて閉じ窓際のベットなのを良い事に溜め息をついて語りだす



「お兄ちゃんが良くしてくれる子だったから…今だって指名しなきゃ…やる気すら無かったみたいだし……お母さん悲しい」

「………」

「悲しいけど、このお母さんのピンチを弥生のチャンスにしようと思って」

「チャンス?」


『取り合えず売店で足りない物買ってきて』



「これじゃただのパシリじゃん」






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