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彼女の本音  作者: 本庄梓
現れない事に憂鬱
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「何が?」


声が変に高くなっちゃった


「俺に会えないで…ね、どうだった?」

「別に…どうもしないけど!」

「素直に寂しかったくらい言えねーのかよ…可愛くないのは相変わらずだな」

「煩いわね、ずっと姿見せなかった癖に急に現れて…全くビックリするでしょ!」


何だか逃亡中の人に声を掛けるドラマのワンシーンみたいな台詞


「ずっと…ね。寂しかったんだな」

「は?」

「弥生の言葉は全部裏返しだから、変換するのに大変」

「なっ……」

「来斗!」


素直に『そうよ』くらい言えれば良いのに私の口はまた反対の事を言おうと口を開いた時、院内に可愛い声が響いた


「千春……」

「来斗…会いたかった!」

「…………」




言葉なんて要らない…ってこう言う事なのかも

走って来た千春ちゃんは来斗君に抱き付いた…またその姿が絵になる

二人の身長差がまた良い感じに合ってて小さなカップルって題名を着つけたいくらい

ただ、1つ邪魔なのはカップルの絵に見切れてる私だろう



「千春、離れろよ…」

「だって……会いたかったんだもん」


『寂しかった』


その一言が素直に言えなかった私には千春ちゃんの言葉は胸に刺さる

いや、私にもこんな可愛い事を言えてた時期が……。



「いや、ないな…」

「何言ってるのよ…弥生」

「え?あ…何でもないです」

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