表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
彼女の本音  作者: 本庄梓
素直な私
105/110

105

「…………あのさ弥生」

「ん?」

「もうちょっと……こっち来て?」

「… ………」


手招く来斗君の言葉に足が動かない


「やっぱり…………ごめん、弥生!昨日は触り過ぎた!」


なっ……!

なにその謝り方!



「俺、久し振りに元の体に戻って目の前に弥生が居て……正直我慢出来なかった」

「触る事なら幽霊の時だって触ってたでしょ?」

「確かに…だけど弥生だって解るだろ?子供の時には許せても大人だと許せない事有るだろ?」

「…………」

「昨日だって…子供の姿の俺だったらエッチなんて言われなかっただろうし」


後ろを向くと背中に影が見える


「そんな落ち込まなくても…」

「好きな相手にエッチって言われたんだぜ?」

「何回も言わないでよ!」



「もう…………帰ろうかな」

「え?」

「…………嘘よ、学校早退してまで会いに来たんだから…そんなに簡単に帰らないわよ」

「…………」

「……なによ…?」

「弥生、学校早退してまで…………やべぇ!俺嬉しい」


そうだ、来斗君って凄く素直だったんだ

私とは正反対で



「嬉しい?」

「あぁ……来てくれて有り難う」

「うん……」


よし、これくらいなら言える


「あの……千春ちゃんの事なんだけど…」

「千春?どうかしたのか?」

「今度、結構大きな手術受けるみたい……この手術ね、成功したら普通の小学生の生活が送れるんだって」

「そっか……」

「……いかない?」

「え?」

「一緒に……成功したらお見舞いに行かない?2人で」

「…………」

「執刀医は楓先生だもん……絶対大丈夫……だからお見舞いに行こうよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ