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彼女の本音  作者: 本庄梓
それぞれの想いと対策
102/110

102

「えっと……ごめんなさい」


悲しそうな先生の顔にハッとする

また私は思った事を直ぐ口に出して


「別に謝る事ないよ、そうだね。良く売店で会うもんね?」

「…………」

「あ、弥生ちゃん……千春ちゃんの事なんだけど」


千春ちゃん?


「どうかしたんですか?」


容態が急変したとか……


「……ずっと悩んでたみたいだけど親御さんと相談して今度、手術を受ける事に決めたみたいなんだ」

「…………」

「リスクは有るけど…成功すれば学校にも通える…普通の小学生の生活が送れるんだ」

「……リスク」

「親御さんと言うより千春ちゃんの意思が強いみたい」


頑張ろうとしてるんだ

来斗君と約束したから


「大丈夫ですよね?先生も手術には……」

「うん、執刀医……最善を尽くすよ」

「……」


そっか……凄いな千春ちゃん

真っ正面から病気と向き合って…素直で強くて


「私も負けてられない」

「え?」

「いえ、何でもないです…手術応援してます」

「有り難う」






その夜、事故の記憶をお兄ちゃんに話したらお母さんと同じ様に心配された

嬉しいなんて思ったら駄目なのは解ってるけど…自分を心配してくれてる家族が近くに居る事に凄く励まされた

今度は記憶と向き合って生きていける気がするよ…お父さん


「これからも見守っててね」



『弥生、頑張れ』

『父さんは弥生が自慢だ!』


仏壇に手を合わせるとお父さんの声が聞こえた




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