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彼女の本音  作者: 本庄梓
それぞれの想いと対策
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備え付けのパイプ椅子を指した


「行ったけど直ぐに帰って来たよ…」

「合コンなんて弥生が行くなんて思わなかったわ……この弥生が」


このって……どういう事?


「なんか凄くバカにされてる気がするんだけど……それより来斗君の事」

「……こっちに戻って来てたのは知ってたけど、まさかこの病院に入院してたなんてね」

「こっちにって……知ってたの!?」


お母さんは来斗君が生きてた事も知ってたの?


「知ってたわ」

「じゃあ何で……」

「全て忘れてる貴女に何で話す必要があるのよ?せっかく忘れてるのに」

「…………」

「最初は憎んだわ…貴女の事故の原因なんだから…でも向こうの親御さんからしたら私と同じ気持ちなのよね」


どんな理由が有っても私の事故の原因は来斗君で来斗君の事故の原因は私なんだ



「お互いに、会うことはないと思ってたけど連絡はとってたのよ…何処かで近況を確認したかったのね」

「近況?」

「どちらも元気にしてるって事を……」

「関わった事件は忘れたいけど関わったからこそ向こうの子供も元気にしてて欲しいって思ってね…勿論、会わない様にってのが一番よ?」

「…………」

「まぁ……会っちゃったけどね…」

「お母さんが入院しなかったら会わなかったよ?」

「…………」

「……有り難う」


骨折したお母さんに言う言葉じゃないし黙ってた言葉はムカつくけど私の為だったって言われたら…お礼の言葉が自然と出てた


「…全く………ずるいわね…」

「何がよ」

「急に素直になると何も言えないわ」

「普段可愛くない事が役にたったね」

「全然良い事じゃないわよ……来斗君は容態は?大丈夫なの?」

「うん、もう目覚めたんだよ」

「…………」

「ねぇ」

「ん?」

「好きなの?」

「え?」


ずっとほったらかしにしてた和菓子をまた食べながら聞いてくる






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