第62話:ちょっとした歓迎会
ゲイルとヨルの潜在能力を解放した次の日、ハルカとマリーの2人は、新たに仲間に加えたスパイク、アシュリー、イソップ、ゲイル、ヨルの5人をカフェ酒場モグに招待していた。
ちなみにハルカの方にはメロスが乗っかっており、この時のヨルは、キツネ人族の姿である。
カガリおばさん「いっしゃーい!」
店内では相変わらず、店長兼、調理担当のカガリおばさんが出迎えてくれた。
マリー「カガリおばさーん! 今日も来たよ〜!」
カガリ「おや? 仲間が増えたみたいだねぇ!」
マリー「えへへ〜! 悪魔兵団との戦いで仲間にしたんだ〜!」
スパイク「お前が得意げに言うな」
カガリおばさん「おや? その3本のしっぽ…! アンタもしや、ブルーフェアリーフォックスかい!? あたし初めて見たよ〜!」
カガリおばさんはヨルをブルーフェアリーフォックスだと見抜き、感激していた。
ヨル「ご名答。ちなみに今はヨルという名をいただいておりますので、気軽にそちらの名で」
ハルカ「あっさり認めちゃうんだ…。てゆーかしっぽもそのままにしてるし…」
ハルカの小さなツッコミはさて置き、一同は席に着き、メニュー表を見て、何を頼むかで盛り上がっていた。
ただアシュリーとゲイルの2人は、真剣な眼差しでメニューを見つめていた。
ハルカ「私、パンケーキのイチゴ&ホイップを!」
マリー「私も〜!」
イソップ「僕もイチゴ&ホイップで!」
マリー「わーい、イソップくん分かってる〜!」
ヨル「こちらはバター&メープルをお願いします」
マリー「え〜、ヨルちゃんは違うの〜?」
ヨル「こういう懐かしい感じが好きでして」
スパイク「オレはカットフルーツの盛り合わせを頼む! パイン大盛りで!」
ハルカ「スパイクくんはフルーツが好きなんだね」
スパイク「まあな。それにパンケーキとかのスイーツはなんか苦手なんだよな」
マリー「ブ〜!」
バター&メープルのパンケーキを頼んだヨル、それにスイーツ系が苦手だと言うスパイクに対してガッカリし、膨れ顔をするマリー。
アシュリー、ゲイルの心の声「これだ!」
アシュリー、ゲイル「チョコレートパフェを1つ! コーンフレークは多めで! えっ?」
なんと仲の悪いはずのアシュリーとゲイルが同じ注文をした上、タイミングまでピッタリだったのである。
イソップ「すごい、息ピッタリだね!」
カガリおばさん「アンタらもしやカップルかい!?」
アシュリー「違うわよ!」
イソップ「ちげーよ!」
意地悪そうな笑顔で質問してくるカガリおばさんを否定する2人。
言い方が違うものの、これもタイミングバッチリに揃っていた。
ゲイル「マネすんなよ!」
アシュリー「それはこっちのセリフよ!」
カガリおばさん「アンタ達、いい加減にしな!」
ケンカをするアシュリーとゲイルに対し、カガリおばさんは怒った。
カガリおばさん「仲間ならケンカも仕方ない! でも他の客の迷惑になるだろ! 時と場所を考えろってんだ!!」
アシュリー、ゲイル「す、すんませんでした…」
スパイク「このおばちゃん、こわっ…」
マリー「うんうん」
一同はカガリおばさんにドン引きしていた。
なんだかんだでモグで楽しく談笑し、食事を楽しむハルカ達。
マリー「やっぱりイチゴ&ホイップ最高〜!」
ヨル「こっちが美味ですが、次来た時はイチゴの方も試してみましょうかね」
アシュリー「やっぱりパフェにはコーンフレークよね〜!」
ゲイル「それには激しく同意だな…!」
だがそんな楽しい日々は束の間であり、さらなる事件がもうじきこのジャスシティーで巻き起ころうとしていることを、ハルカ達はまだ気づいていなかったのである…。
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