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第60話:ミトンズ再び

 イーヴィル大戦を終えた次の日の朝、元悪魔兵団の兵士・ゲイルのみならず、スパイク、アシュリー、イソップもハルカ達の仲間入りを申し出てきた。

 どうやらハルカの下でより腕を磨きたいとのこと。

 それになんとブルーフェアリーフォックスのヨルまで。

 ハルカはもちろん、皆の仲間入りを受け入れた。

 一方、妖精の里の女王アルテッサも里の住人のアシュリーとイソップの姉弟がハルカ達の仲間入りを承諾しょうだくしてくれたものの、ヨルの場合は、まるで子供のように駄々をこねるほど悲しんだ。


アルテッサ「嫌です嫌です〜〜〜!! ヨル様と離れ離れなんて嫌です〜!!」


ヨル「もぉ〜、女王様なんですからしっかりしてくださいよ〜」


とはいえ、ヨル、アシュリー、イソップの説得により、アルテッサもしぶしぶ認めるのであった。

ちなみにこの時のヨルは、キツネ人族としての姿であった。


アルテッサ「でもたまには帰ってきてくださいね!」


ヨル「分かってますよ。女王様にチヤホヤされるのは、意外と好きですから」





 こうして新たに、スパイク、アシュリー、イソップ、ヨル、ゲイルを仲間に加えたハルカ達は、妖精の里を後にし、ジャスシティーへと帰還、冒険者ギルドへの報告を済ませ、自分達のシェアハウスである屋敷に戻ってきた。


 しかしここで問題が1つあった。

 いかに大きいシェアハウスとはいえ限界があり、仲間に加えたスパイクやヨル達が泊まれるほどの部屋はないのである。

 一同が困り果てていた、その時であった。



ミトンズ「お困りのようだね!」


ハルカ「この声はまさか!」


そこに現れたのは、ハルカをこの世界に転生させた張本人である大聖女ミトンズであった。


ハルカ「ミトンズ!」


メロス「お久しぶりです、ミトンズ様」


ミトンズ「久しぶりだね〜、ハルカちゃん、メーくん! それにブルちゃんも! いや、今はヨルちゃんと呼ぶべきだね!」


ハルカ「え、ヨルちゃんとミトンズって知り合いだったの?」


ヨル「えぇ、たまにお会いする程度ですが、色々とお世話になってますね」



アシュリー「あの人が大聖女ミトンズ様…?」


イソップ「すごい…! 本物初めて見た!」


 本物のミトンズを目の当たりにし、アシュリーは唖然としている一方、イソップは感激していた。



ミトンズ「あ、そうそう! 泊まる部屋について困っているのなら、このミトンズちゃんにお任せ!」


そう自信満々に言ったミトンズは、ハルカ達の屋敷に向かって両手を突き出し、こう叫んだ。


ミトンズ「ハウスグレードアップ!!」



すると屋敷は、みるみると大きく高くなった。

 ハルカ達が入ってみると、部屋もさらに増えており、仲間がさらにもう十数人加わっても十分泊まれるほどであった。

 これで晴れてスパイク達5人も住めるようになり、ハルカ達は大喜び。


ハルカ「ありがとうミトンズ! 助かったよ!」


ミトンズ「いいっていいって! 私もハルカちゃんの役に立ってて嬉しいし! それと知ってほしいことがあるの」


するとさっきまでの陽気な雰囲気から一転、シリアスな雰囲気となって、ミトンズはハルカ達にこう伝えた。


ミトンズ「悪魔兵団は妖精の里を攻撃するのをやめたけど、まだすべてが終わったわけじゃない。悪事を働く悪魔族はまだわんさかいるから気をつけてね!」


ハルカ「分かった、気をつけるよ!」



ミトンズ「……以上、ミトンズちゃんでした〜♪」


ハルカ「最後軽っ!」


 最後はいつもの陽気な感じで去って行くミトンズであった。




 こうしてスパイク達とも共同生活を始めるハルカ達。

 ちなみにその生活の中で、ハルカが異世界人であること、ノワの正体がデーモンコボルトであることなどを明かすのであった。

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