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第52話:フリムシティーからの増援(魔法使い部隊編)

前回から参戦したシホちゃんユマちゃんですが、

人族から、シホちゃんは猫人族、ユマちゃんはウサギ人族に修正しました。

てゆーか本来ケモ耳キャラにする予定でしたが、うっかりしていました…。

大変失礼いたしました。

 カレン率いる剣士部隊が活躍している一方、ヒース率いる同じくディラン直属である魔法使い部隊も、悪魔兵団の軍勢相手に奮闘していた。


ヒース「フローズンシャッター・ウォールモード!! 強度70%!!」


 ヒースは全長10メートルほどはある、水色に煌めく氷の壁を地面から召喚。

 悪魔族兵士達の魔法攻撃の雨を余裕で防いだ。



ヒース「それじゃあこちらも行こうか…! みんな!」


 攻撃を防がれ、焦りを見せ始める悪魔兵団の兵士達。

 その隙に他の魔法使いメンバー3人が攻撃を仕掛けてきた。


ロベルト「このまま畳み掛ける! ついて来い、ウィル、キッカ!」


ウィル「うっす」


キッカ「了解ですの!」




 まず、魔法使い部隊の副隊長的存在である銀髪の青年のロベルト・カザティが先陣を切り、魔法で長い風の槍を生成した。


ロベルト「うなれ、ストームジャベリン!! 豪風烈撃ごうふうれつげき!!」


ロベルトは風のヤリを豪快に使いこなし、悪魔族の兵士やイーヴィルウルフの群れを薙ぎ払っていった。



ウィル「んじゃ、やるか…! プラズマビット、展開!」


 いかにも根暗な感じの緑の髪の少年・ウィル・イージーは緑色の雷の矢を6本生成、それらを宙に浮かせ、先端から雷のビームを雨のように一斉に発射し、悪魔兵団の軍勢を次々と一掃していった。



兵士A「ヤツはおそらく防御に特化しているだけだ!」


兵士B「距離を詰めちまえばこっちのもんだぜ!」


 数人の悪魔族兵士が剣や斧を持ち、ヒース目掛けて走り出した。

 ところがヒースはその余裕な表情を崩していなかった。


ヒース「フローズンバルカン!!」


 余裕な笑みのまま、ヒースは左右5本の手の指から氷の弾丸を発射し、悪魔族兵士を返り討ちにした。



キッカ「これ以上ヒース隊長には手出しさせないですの! コールドクロー!!」


そこへ黒髪ボッブカットで黒いキツネ耳としっぽが生えている少女・キッカ・アドノが駆けつけて、鋭い氷の爪による引っかき攻撃を華麗に披露した。


ヒース「キッカ、あれやろうか?」


キッカ「はい、やりたいですの!」



ヒースとキッカはそれぞれの片手をくっつけて、2人の氷の魔力を合わせてチャージした。


ヒース「スーパー!」


キッカ「コールド!」


ヒース、キッカ「フラ〜〜〜ッシュ!!」


ヒースとキッカによる合体冷凍光線・スーパーコールドフラッシュが発動され、悪魔兵団の軍勢を一気に氷付けにした。



キッカ「やったですの!」


ヒース「よくがんばったね! さすがは僕のハニーだ!」


 ヒースは優しい表情でキッカのあごをなで始めた。


キッカ「コニャ〜ン♪ とろけゃうですの〜♪」


キッカはとても幸せそうな笑顔をしていた。

 どうやら2人は恋人として付き合っているようである。


ウィル「隊長とキッカ、今日もラブラブっスね〜」


ロベルト「お前ら、そういうことはいくさの後にしろよな…」







 カレンやヒース達による援護により、悪魔兵団の軍勢をより追い詰めることに成功するハルカ達。

 だがのその一方、トムとユリアは、兵団のさらなる幹部に手こずっていた。


トム「くっ…!」


幹部悪魔「……」


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― 新着の感想 ―
カレンちゃん率いる剣士部隊、ヒースくん率いる魔法使い部隊 それぞれの活躍良かったです! 後、ヒースくんとキッカちゃんによるイチャラブも良かったですね! そして次回のトムくんの戦闘も気になりますね!
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