第46話:悪魔族来襲!
活動報告にもお伝えしましたが、
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ハルカやバルキリーマイスターズの面々が妖精の里に滞在した次の日の朝、悪魔王ゲムドン率いる悪魔兵団が、ズラリと里の前に集結していた。
悪魔兵団には人型の悪魔族だけではなく、昨日ハルカ達が戦ったイビルウルフをはじめとする、悪魔界に生息している魔物達も含まれている。
そんな悪魔兵団を向かうつべく、ハルカ達とバルキリーマイスターズ、里の戦闘タイプの妖精達が待ち構えていた。
その戦闘タイプの妖精の中には、もちろんアシュリーとイソップ、さらにはブルーフェアリーフォックス改めヨルもいる。
ゲムドン「我ら悪魔族は世界征服のため再び立ち上がった! まず手始めに妖精共を根絶やしにする!」
長い青髪に鋭く長い2本角が特徴の親玉であるゲムドンが高らかにそう言うと、対するアシュリーもこう言い返した、
アシュリー「悪魔兵団、アンタ達なんかの好きにはさせない! ここで返り討ちにしてあげるわ!」
ゲムドン「フンっ! 他種族を味方に付けようがワシらの相手ではないわ! もの共、かかれ〜!!」
悪魔族一同「お〜〜〜〜〜!!」
ハルカ「私達も行こう! 妖精の里を、そしてこの世界を守るために!」
マリー「お〜!!」
スパイク「よし来た!」
イザベラ「やってやろうじゃない!」
アシュリー「アンタが仕切らないでよ!」
双方の雄叫びが森じゅうに響き渡り、ついに悪魔兵団との全面対決が開始された。
ハルカのパーティーは、今回もその並外れた剣術や魔法を駆使し、悪魔兵団の戦闘員達をどんどん蹴散らしていった。
続くバルキリーマイスターズも、イザベラの炎魔法、アスマの氷魔法剣術、エミのハンドガン2丁による射撃、エルルの短剣による斬撃、ミリの風魔法を炸裂していった。
イソップ「さすがはハルカさん達だ! 僕らも負けてられないね、姉さん!」
アシュリー「当然よ! フェアリーフレイム!!」
アシュリーは火の玉に妖精の羽根が付いたような火炎エネルギー弾を発射、イビルウルフを見事3匹も粉砕した。
イソップ「フェアリーフリーザー!!」
次にイソップは、妖精の羽根の形を小さめな氷の刃を無数に生成、それを一斉に複数のイビルウルフ目掛けて飛ばした。
悪魔族A「くそっ! なんて力だ!」
悪魔族B「これぐらいで怯むな!」
今のところハルカ達が優勢であったが、悪魔兵団側も恐れず進軍を続けた。
一方のマリー、バニラ、ショコラ、スパイク、プラズマファルコンの前に、痩せ細った体に太長いしっぽ、鋭い牙と爪が生えている恐竜ような魔物が複数匹現れた。
マリー「あれってまさか!」
スパイク「ヒートラプトルか!?」
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