第3話:潜在能力解放の内容
今回は潜在能力解放の意外な内容が明らかに!
自分のスキル覧に記されている、「潜在能力解放」。
ハルカはこれが気になっていた。
ハルカ「メーくん、潜在能力って確か、体の中に眠っている力のことだよね? これってどんなスキルなの?」
メロス「それをお聞きになるのを待っていました! そのスキルこそ、ミトンズ様イチオシのスキルなのです!」
メロスは「潜在能力解放」についても説明した。
自分の頭や耳、あごにしっぽといった、体の一部を対象人物になでさせ、その人物の眠っている力を引き出すというものであった。
ただしただなでさせるだけではなく、なでられているハルカの癒し度が上限に達しないといけないとのこと。
ちなみにハルカの癒し度を上げるのが条件であるため、なでるところを途中から切り替えるのもOKである。
ハルカは癒され、仲間はさらなる強さを得る。
まさにお互いにメリットのあるスキルである。
ハルカ「なるほど。でも待って! 体の一部をなでるってことは、まさかオッパイやおしりも対象に入るの…?」
メロス「残念ですが、無論対象に入りますね」
ハルカ「やっぱり…」
女の子としてもっとも触られたくない部分もスキルの対象に入っていることを知り、ショックを受けるハルカ。
だがそこでメロスは追加要素も教えてあげた。
メロス「ですがご安心ください。万が一その2箇所を触ろうとした場合、防犯スキルが作動し、その相手には高威力電撃を起動します。それにこのスキルは選択式なので、断ることも可能です。」
ハルカ「良かった〜。ちゃんと対策要素もあるんじゃん」
メロス「それもミトンズ様のサービスです」
ハルカ「ひょっとしてこのスキルを活かして仲間を増やしていけばいいってことね!」
メロス「ご名答! まずはあの森を抜けましょう。 その先には町がありますので」
ハルカ「そうだね、行ってみよう!」
ハルカとメロスは左の方にある森へと向かって行った。
ハルカ「なんか魔物がいっぱいいそうだね」
メロス「この辺りに生息する魔物でしたら、今のハルカ様でも余裕ですよ」
こうして、異世界を舞台にしたハルカ達の冒険が幕を開けたのであった。
少しでも面白いと思ったら、
感想、評価、ブックマークもしてくれると
ありがたいです!