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第15話:フェザール家での晩餐

 トムの父・デカムと共に、彼の家に向かうハルカ達。

 歩いている最中、ハルカはステータスチェックを発動し、デカムのステータスを確認してみた。




名前:デカム・フェザール

種族:人間

性別:男

年齢:34歳


ステータスポイント

格闘術:80 剣術:84 槍術:50 射撃術:102 弓術:100 盾術: 20


ステータスポイント(魔法)

炎:102 水:0 風:130 土:0 雷: 0 氷:0 回復:70 テイム:40




ステータスを見る限り、風魔法と炎魔法の使い手であり、どちらも上級クラス。

 さらに魔法系以外の方もほとんどが中級、上級である。




 ハルカがデカムのステータスに関心している内に、一向はトムの家に到着した。

 貴族の家系だけのことはあり、大きな屋敷で、中もとてもキレイであった。

 それを見たマリーは当然あの一言を言ったのである。


マリー「すご〜い!」


 屋敷には母・エミリー、8つ下の妹・シャミー、さらには複数人の使用人が暖かく出迎えた。


エミリー「あなた、トム、おかえりなさい」


シャミー「お兄様、その人達はお友達ですか?」


トム「そうだよ、シャミー!」


デカム「ま、話は食事にしながらにしようじゃないか!」






 そして夜、ハルカ達はフェザール一家と共に夕食を共にしていた。

 そんな中、ハルカは自分のスキル・潜在能力解放のおかげでトムが強くなったことをデカム達に教えた。

 ちなみに自分が異世界人であることは内密に。


デカム「なるほど、そんな特殊なスキルがあったとは…。トムはいずれ私を超える逸材になるとは思ってはいたが…。ハルカ殿、あなたには感謝する! 私ではトムの力をあれほど引き出すことはできなかった」


ハルカ「いえ、私も試しに解放してみただけなので!」



 するとトムはハルカにこんな申し出をした。


トム「ハルカさん! 確かに僕はハルカさんのおかげで強くなれた…。でも学ぶことがたくさんある…。だからハルカさん達の仲間に入れてほしいんだ!」


デカム「私からもお願いできないだろうか? 友が一緒にいればさらなる経験になる」


マリー「そうだよハルカちゃん! トムくんも仲間に入れてあげようよ!」


トムとデカム達の願いを聞き、ハルカはこう答え。

 ちなみにこのとき、デカムはハルカに対して頭を下げていた。



ハルカ「頭を上げてください、デカム様! もちろん私は構いませんよ! それにトムくん、私達は既に仲良くなっているじゃない。これからもよろしくね!」


トム「そっか…。そうだね! 改めてよろしく! ハルカさん、マリー! それにメーくんとバニラも!」


 トムはすでに仲間として認められていることに喜んでいた。

 そんなトムを優しい眼差しで見つめるデカムとエミリー。


エミリー「あの子もいいお友達を持ちましたね」


デカム「そうだな」


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