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白昼模索

作者: 無川 凡二

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 陽の周った街中で、僕は一人あてもなくふらふらと彷徨っていた。見知らぬ人々、覚えのない建物、思い出せない道のり。

 僕は記憶もなく、ただ無意識的にそこを徘徊している。

 目的はない。そして、まさにそれを探している事自体が目的である様にすら思える様な無意味な時間。ここは人で溢れていながらも、その実僕一人と言っても過言ではないのかもしれない。

 数分前に通った道の記憶もなく、それ故に現在地も目的地すらも明らかでない。ただ、朦朧と景色を捉えながら歩いているだけ。

 ––––––果たして僕がいる場所はどこだろうか?

 それは今の僕には分からないだろう。

 目的地があれば、ここはその道程である。––––––今は、未来が定義する。

 或いは、これまでの道のりを覚えているのならば、ここはその最前だ。––––––今は、過去の延長線上にある。

 では、それらが両方欠けた僕は、現在地を––––––今を見失っていることに他ならない。

 だが、そんな無益な思考などいざ知らずに僕の足は歩みを続けていた。数分前の景色を覚える前に、知らない景色が視界を覆い尽くす。

 今とは一瞬であり、永遠である。少なくとも、限られた時間の三区分として。今を境に過去と未来は定義され、人はその点の上に立っている。一瞬であるからこそ人は今を俯瞰することは叶わず、また、永遠であるからこそそこから外れる事も有り得ない。

 故に今を失っているこの状態は、疑似的ながらも人生から逸脱しているという意味で希少な時間なのかもしれない。そう考えると、少しだけだが心が踊る様な心地にもなれる。

 だんだんと意識に血を通わせた僕は、自分がどこかを探しているということに気付いた。時間は午後の三時を過ぎた頃だろうか、手がかりの無いことが手がかりとなり、無意識的に僕を動かしていた動機が浮き彫りになった。

 無論、それは目的地が存在することを仄めかす以上のものではなく、その正体を明確化させるものでは無い。しかし、この無意味な放浪は目的地が措定されることによって探索へと更新されたのだ。

 どれだけ白昼夢での思惟に囚われようとも止まらぬ歩みは、僕を在るべき場所へと導こうとしている。

 それは自宅かもしれないし、誰かのもとかもしれない。もしかしたら、失った今へと自然と引き寄せられているのかもしれない。ものは時間を経て自然な姿に戻る。力強く飛んだとしても永遠に宙に浮く事は無く、すぐに地に迎えられる。砕けた石の破片は角が取れて、いずれまた丸い石になる。世界の負荷や不自然、個性などは、エントロピーの増加に伴いなだらかになる。未来もいずれ今になる。では、過去は––––––

 ......どの道その道理の通りであるのなら、この散歩はもうすぐ終わるのだろう。

 僕は少しだけほっとした様な、寂しい様な思いを抱いた。

 そして、丁度その時だった。


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「やあ」

 白昼夢に逸らされてぼんやりとしか見ていなかった景色の中に、見覚えのある顔があった。その男はフランクに僕へ挨拶をしてきたのだ。白昼夢は霧散して、そこには世界が残った。

「......? やあ」

 覚えはあっても、誰だとか手がかりになりそうなものは一切思い出せず。僕は面影に親近感のみを纏った正体不明の人物に、そっくりそのままの言葉を返した。

「反応悪いね。どうした?」

「いや......ちょっと道に迷って」

 仮にこの男が知り合いだとすれば、この返答はとてつもなく間抜けなものなのではないだろうか。

 案の定、キョトンと虚を突かれた様な表情を浮かべた後、いやらしい笑みを浮かべた。

「へえ、何の道なのかな......?」

 含みのある返答からは迷子を真っ先に候補から外した事が明白であり、自分探しを揶揄している雰囲気が読み取れた。ここは僕の見知った町で、この男は確かに知り合いであるという事なのだろう。

 しかし、字面的に間違っていないとはいえ、少しだけ苛立ちを覚える。だが、反論をしようにもより紛らわしい事になる事は明らかで、僕は溜息混じりの返事をした。

「......もうモラトリアムでいいよ............」

「ふーん」

 男はニヤニヤとまるで子供を見る様な目で笑いながら、間髪無く僕に畳み掛けてきた。

「どうして迷っちゃったのかな?」

「それは............」

 言葉に詰まった。丁度面倒だからと言語化を回避したばかりの部分に焦点を当てられたのだ。まるで最初から全体を俯瞰しており、どこに穴が空いているのか一目瞭然であったかの様な鋭利な視点。

 そして、それは言い淀んだ僕が答える間も無くその男の口から顕在化する。

「記憶喪失」

「......知ってたんだ」

 意地が悪い。

「知ってるも何も結構有名な話だからね。お前が記憶を失って徘徊してるって」

 有名。なんとも不名誉な名誉だが、そんなことはどうでも良い。しかし、噂になるほどとなると、僕のこの状態は比較的長期に渡り、記憶喪失というより痴呆と表現した方が厳密なのではないだろうか。

 しかし、これなら話は早い。

「じゃあ僕が記憶を取り戻す手伝いをしてくれるかな?」

 僕が切り出した頼みは、まるで初めから分かっていたかの様に即決された。

「OK任されよ! それと、僕が君に会うのは、君がこうなってから初めてだから安心するといい。一試行目だ」

「それを聞いて安心したよ。これからの行動の意義が少なくとも無いとは限らないという事は最低限保っておかないとね」

「うん。それでこそ君だ。でも、もう少しフットワークは軽くした方がいいよ」

「どんな無益なことも、視点を変えれば意味がある」

 自然と言葉が出てきた。それを聞いた男は嬉しそうに反応を返す。

「わかってるじゃないか! それに、何度も繰り返して初めて気付けることもある」

 親しい人物だったのだろう。しかし、いつまでもこのままではやり辛い。

「とりあえず名前を確認しておきたい、お互いの名前を」

 人物AとB、或いは甲と乙。XとYでもなんでもいい。本名がわかるならなお良しだ。

 男は少しだけ考える様な仕草をした後、あからさまに取ってつけた様な名前を述べた。

「お前は......ソラ。俺は......ミライって呼んでくれ」

 明らかな間は思考の証だ。提示された名前は本名ではないのだろう。その考えが伝わったのか、ミライと名乗った男は言葉を付け足す。

「大丈夫。いつか本当の名前はわかるから。俺が教える必要はないんだ」

「......わかった。それじゃあミライ。僕にゆかりのある場所を教えてくれ」

 もとより識別子が与えられれば十分だったので納得した僕は本題に入った。

「それを考えるのはソラの役目だよ」

 ........................。

 そしてすぐに、頼るな、と切り捨てられた。まるでもう十分にヒントは出したとでも言いたげな様子で、ミライは僕が何かに気付くのを待っている様子だった。

 さっきから、この男に会う前から今の変化はなんだろうか。

 見知らぬ人々、見覚えのない建物、思い出せない道のり。正体不明の僕。

 見知らぬ人々、見覚えのない建物、思い出せない道のり。正体不明のミライ。そして僕の名はソラ。

「空............」

 天を見上げると、そこには雲ひとつない青空が広がっている。透き通っていて、他の何者でも無い空。

「空に一番近い場所に行こう」

「いいね」

 ミライは嬉しそうに体を揺らしていた。

 僕はここから見える場所の中で、もっとも高い場所にある丘を指さした。

「あそこに行こう。道順を教えてくれないか?」

「残念だけど、それを考えるのもソラの役目なんだ。だって、そうだろう? 僕の背中を追うだけでは、お前は道のりを見る事はないだろうからね」

「わかった」

 想定の範囲内だ。ミライは、僕にヒントを与えて、僕はそれを手がかりに進む。少しだけ、今に近づいていることがわかる。

「俺は先に行って待ってるよ」

 そう言うと、ミライは丘とは反対方向に向かって歩き始める。すれ違い、そして振り向いた時にはもうその姿は見えなくなっていた。不思議と驚きも特になく、僕は丘へと続く道を歩き始める。

 未来とは、いずれ今になるものだ。ここから見える丘はまだ未来にあるが、もう数十分もすれば今になる。しかし、その未来を定義したのは数分前の過去に他ならない。過去の中のミライという男が、僕に提示した手がかりが指標となって行き先を決めた。過去がなければ未来を作ることすら叶わないのだ。


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 そんなことを考えながら、丘の上にたどり着いた頃には青空は一面雲に覆われて、まばらに雨粒が降り注ぎ始めていた。

「空が綺麗だね」

 突然背後から聞こえたミライの声に、少しだけゲンナリする。

「お褒めに預かり光栄です」

「おや、ソラはいつからそんなにナルシストになったのかな?」

「まさか。頼みの綱がこんな曇り空を綺麗な景色として共有しようとする変人だと思いたくないだけだ」

「でも、ソラだってこの空の美しさは知っているだろう。気にしないでいい。これは俺たちにとっては合言葉の様なものなんだから」

 ざあざあと降り注ぐ土砂降りのなかで、ミライは不快さを少しも表さずに立っていた。僕も、何故か不快さは感じない。この景色の中に、僕は何を思っているのだろうか。

「......水が循環するんだ」

 自然と僕の口から言葉が漏れ出した。

「重力に従って下に滴る水は、熱で蒸発して雲になり、こうして山に戻るんだ。この地球の血液は、重力と熱を心臓にして巡っている。だから、この灰色の景色は、とても美しいんだ」

「そして、ものは何か一つの状態を維持することなんてないよ。風化して崩れた物だって、いつか別のものに変わっている。そうだろう?」

「それは人だってそうだ。寿命の中で僕らは新陳代謝を経て完全に移り変わっている。そして、寿命の外では土に帰り、また別のものの材料になるんだ。変化の途切れない連続の中で、偶然出来た循環維持機構が僕らの見る個物であり、自然体なんてものは存在しない。全てが一期一会なんだ」

「ソラは自然と今に帰れると思っていたかもしれないけれど、これを踏まえるとそれは違うよね」

「もっと言えば、僕らが青空だと思っているものは、青い光を反射する空洞だ。未来だと思っているものは机上の空論で、実態なんてものはない」

 強い風が吹いた。それは全身に雨の感覚を打ち付けながら、全ての雲を何処かへ追いやって行った。目を開けるとそこには夜空が広がっており、底の見えない黒の中に数えきれないほどの星が点在していた。

 ミライは星を掴むかの様に手を伸ばし、言った。

「今見えるこの星たちは、ずっと昔の星なんだよね。光の速さですら大きなタイムラグが生じるから、俺らは星そのものを見ているわけじゃない。瞳に映るそれは、大昔の残影なんだ」

 あれほどの雨が降った後だというのに、僕もミライも水滴一つ付いていない。水が滴らないなら僕らは悪い男なのかもしれない。だから、少しだけ厭世的に。僕ら二人だけの世界におけるそれはむしろ肯定的な評論だ。

「でもそれを言ったら、全てのものにはタイムラグがある。光も、音も、電気も。僕らの意識がそれらを取り込んだ時点で、それは既に過去の情報だ」

「うん。俺たちは過去を参照し、未来を措定し、今を生きる。でも––––––」

「その最も近い今ですらも、実際には直前の過去の残像でしかない。僕らは、どうあがいても、今を生きることなんて出来ない」

「だからソラは帰らなくてもいいんだ。お前が帰ろうとしている今は、実在しない妄想だよ」

 ふと眼下の街を見下ろすと、空と同じくらいの星が瞬いていた。何故って、街頭だって星に該当するだろう。

 そのなかに、光のない真っ暗な空間が一つ。過去でも未来でもない場所。

「次はあそこに行っていいかな?」

「好きにするといい。ソラは自由なんだから。でも今日はもう遅いから、また日を改めようか」

 ふと、少しだけ寂しさを覚えた。旅の終わりが迫っている様な気がしたからだ。

「僕はそれを覚えていられるかな?」

「大丈夫さ。ここは過去だから、もとより記憶の中なんだ。それを知ったソラなら迷わないよ」


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 翌日、僕はあの時に見た光のない場所を探していた。

 昨日の丘の様に、高台といったどこからでもわかる明確な目印もなく、探究は困難を極めていた。迷わないとはなんだったのだろうか。側から見ればそれは昨日と全く同じ当てのない徘徊に見えるかもしれない。

 全く、暗中模索とは云うが、夜の方がはっきりと見える目的地というのも皮肉なものだ。手探りで、街頭のない場所を探して歩まなければならない。

 戻る必要がない、そう言われてしまえば戻りたくなってしまうというものだ。仕方ない。

 舗装された道をより強固にするためには、その道を否定することから始めなければならない。そうして最後に残ったものが、必要最低限にして最高の法則となる。

 昨日より歩みは軽く、僕はいつしか街灯が見当たらない墓地へと辿り着いていた。

 その中の墓標の一つに、見覚えのある名前が刻まれていた。記憶にはないが見覚えと親しみが思い起こされる。

『末来家ノ墓』

 そして、横に刻まれた名前の一番新しいところに、やはり見覚えがあったのだ。

「美空くん? もう大丈夫になったの!?」

 突然背後から僕に投げかけられた声は、見覚えのない五十代相当の女性の物だった。

「おばちゃん心配してたのよ記憶喪失したって聞いて......! あれからずっとぼんやりとして街を歩き回って、声をかけても上の空で反応しないんだから......」

 美空。どうやらそれが僕の名前の様だ。だが、ミライのときと違って、この女性には親しみや懐かしさは感じられなかった。

 僕は、正直に答える事にした。

「すみません。まだ、直ってはいないんです。貴方の名前も、ここが何処なのかも。わかっていません」

「......あら......そうだったの。でもこうやって話ができるだけでもずっと良くなってるわよ?」

「全部偶然です。ここに来れたのだって、ミライのおかげで......」

 そう言った瞬間に、女性の顔が曇った。彼女は墓標へと視線を移し、そして言った。

「達未くん.....残念だったわね。いつも一生懸命な子で......」

 人は死ぬことで、過去に取り残される。記憶の中で生き続けるとは云うが、それは今の正体が過去の集合であるからに他ならない。そして、生きている僕らとの相違は、未来を今に変える能力を持たないこと。死者は永遠に未来に辿りつく事はなくなるのだ。

「あなたが今どこまで覚えているかはわからないけれど、きっと思い出せば私よりもずっとたくさんのことを知っているはずよ」

「そうですか」

 空返事しかできないほど、何も浮かんではこなかった。

 彼女は赤く腫れた目で僕を見つめながら、言う。

「いい? これ以上過去に囚われちゃだめ。美空くんは今を生きてちょうだい」

 それは、これまでの結論を否定する言葉だった。

 少しだけ気に障った僕は、ここにいる事に耐えられなくなって、お辞儀をして立ち去る。

「大丈夫よ。いつかきっと良くなるから......!」

「ありがとうございます」

 僕は背後の声に心ない礼を言って墓地を出た。旅の終わりはもう目前にある。

「どうだった? 未来に囚われてそこにたどり着けなかったバカの墓は」

 少し恥ずかしそうなミライの声が聞こえた。


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 死んだはずの人間が立っているという事実は僕の認知の歪みを示していた。もっとも背後の景色と眼前の男、どちらが矛盾の主体であるのかは定かでは無いが。きっと彼の方が僕の作り出した影なのだろう。

「ミライ。お前が幽霊なのかイマジナリーフレンドなのかは知らないけれど。ここまで導いてくれてありがとう」

 僕は、旅の終わりに向かってそう言った。

 それを聞いて自重気味に笑いながら、ミライは言う。

「辿り着いたのは君だよ。俺はきっかけに姿が付いただけに過ぎない」

「しかし、そんな友人をバカ呼ばわりさせるとは。僕の深層心理にはずいぶんと鬱憤が溜まってるのかな?」

「或は、俺が普段から暗に自虐をしていたのかもしれない」

「真実は否定から入るものだよ。悪魔の代弁者に打ち勝ったものが本当の聖人である様に、自らの影を踏みにじりながら、確固たる自己を踏み固めるんだ」

「御託だけどね」

「身も蓋もない」

 僕らは笑い合った。

「さっきのおばさんは僕の事を過去に囚われていると称したけれど。僕らの論理上はそれは矛盾している」

「そうだね。それで、ソラはそれにどう答える?」

 旅が、終わろうとしている。

「僕らに今なんて存在しないんだ。僕らが今だと思っている景色は数瞬前の残像で、あるのは過去と未来だけ。でも、過去も未来も失った状態に僕はなった」

 今とは自分の存在する時間であり、今の根拠は過去と未来にある。そう展開したからこそ、この解が得られた。

「でも、逆なんだ。人は過去と未来があるから、今を生きられないんだ」

 そして、

「その両方を持たなかったこの時間こそが、今だったんだ。僕はずっと、今にいたんだよ」

 最初の定義が間違っていた。今とは自分が存在している時間ではなく、自分が見ている世界のことだった。そして、今の僕が、もっとも今を生きていたのだ。

 僕は探していたものを、やっとはっきりと見つめる事が出来た。

 退廃的で、それでもあたたかなものが、世界に広がる。

 末来達未の死をきっかけに失われた今は、ミライをきっかけにアーキタイプを取り戻した。僕らの前提として当たり前にあるからか、それはなかなか掴めず、過去や未来にすぐ染められてしまう。それでも、僕らは、その上に確かに立っていたんだ。

「ただいま。ミライ」

 僕は、仕切り直しとでもいう様に、言葉を紡いだ。

「おかえり。ソラ」

 数瞬前からの言葉が、僕へと届いた。それは、懐かしくもあり、寂しくもあり、僕の心の中へと染み込んでいった。

 僕は自分の居場所を取り戻したのだ。



 この白昼夢を、今が優しく包み込んでいた。

中途半端な答えと終わらせ方。でもこれ六時間で書き上げました......。

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