亜空間ベッドタウン
男「ここはどこだろう....」
と、男がつぶやいた場所は、平均的な学校の体育館くらいのサイズの部屋だった。
周りはコンクリートで作られてるらしく、コンクリート独特の冷たさを感じる部屋だった。
そして、均等な間隔で四つの鉄の扉が作られており、その一つは非常口という緑のランプが不気味に光っていた。
男「なんだ?なんだ??なんだここは?」
状況が理解できない男は、焦りと恐怖に駆られていた。
その時、アナウンスが入った。
謎の声「ここは地獄です。しかし、人によっては天国かかもしれません」
と伝えると、アナウンスは切れた。
そして、非常口以外の扉がほんの少し開いた。
扉が開いた奥の方から意味不明な言語が聞こたような気がした。
僕は、状況を理解しようと頭を回転させた。
しかし、それに追い討ちをかけたかのように部屋の中央から、大きな音ともにエレベーターが上がってきたのでした。
その上がってきたエレベーターには、小さな裸の女の子が首輪で繋げられており、首輪には鍵がひっかけてあった。
そして、女の子の体には、デカデカと天国と地獄と書かれていた。
意味不明な女の子が僕の顔を見た瞬間、大声で叫び始めた。
それがトリガーになったかのように、開いた扉の奥の方から、謎の言語がはっきり聞こえるようになった。
そして、扉の奥から沢山の足音が近づいて来てるのがハッキリと分かったのでした。