あの空がみたくて
初めて小説を書いたので駄作です。
自分の思ったことをパッと書いただけなので自己満足です。
批判的なことは正直聞きたくありません。
仕事の上司には視野が狭い、空気が読めない、自分の意見がない、人に流される、周りをもっと良く見ろ同僚は集団いじめでターゲットにされてひとりぼっちにされ、それでも変な意地で1人でも大丈夫なんて強がりで言ってしまえば誰もがその言葉を信じて本当は一人ぼっちでいるのも嫌だ、自分が悪いことも全てわかっていてそれをなんとか少しでも状況が良くなるようにしてみたけれど結局は空回りしてそれでも耐えて耐えてどれだけ頑張っても周りには誰も手を差し伸べてくれる人は居なくて苦しくて苦しくて私は逃げることを選択した。
逃げることなんて今まで何度も選択し続けた道だ。
精神的に限界がきてしまい「逃げる」を選択した私は実家に帰ることにした。
電車に乗りながら小さい頃はどんな子だったのだろうとお気に入りの音楽を聞きながら考え出した。
両親は朝から深夜までずっと共働きで家で面倒を見てくれたのは母方のお婆ちゃんだった。
年の離れた兄が二人いてお婆ちゃんがいて小さい頃の記憶なんてほとんど覚えていないけどいつだって家にいれば誰かがそばに居てくれた。
次男の兄は持病持ちで何かあれば両親はずっと兄に付きっきりで外に皆でお出かけしても両親と手を繋いだことも両手で数える程で母は次男の兄に付きっきりで私たち三人兄弟の中で1番可愛いのは長男でもなければ末っ子の私でもなく次男の兄なんだと小さい頃なんとなく察してしまったらしい。
それでも1人でいるのは本当に怖くて嫌で心配もかけたくなくていつからか誰にも本音を言えなくなってしまった。
口から出るのは偽りばかり。
大人になってから父と私は小さい頃どんな子だったと聞いてみると
ある時私がアニメを観ていたそうでその様子をみた父は「面白いのか?」と聞いたそうだ
そうすると私は「面白くないけど友達皆観てるから話合わせるために観てるだけ」となんとも可愛くない回答をしていたらしい。
小さい頃からそんなことばかりしてたせいが変に心配をかけないと自分を偽り続け、強がりといか虚勢を張る性格になってしまった。
余程卑屈な性格をしているせいか、自分は変わることが出来ない変えるなんて無理だとしか考えれなくなった
この会社を辞めようと思ったきっかけも初めの文章にあるように自分が招いた事が原因だ。
一人でいると死にたくてたまらなくなり1度もう何もかもが嫌になりベランダから飛び降りたら仕事なんて行かなくてすむなんて馬鹿な考えをもってしまっていざ部屋からベランダに出て高さを確認して飛び降りてこんな人生終わらせてしまえ生きていてもいいことなんてないなのに顔をあげたら言葉を失うほどとても綺麗な夕焼けだった。
いつもと変わらない景色のはずなのに、いつ死んでしまってもいいと考えていたのに死にたい消えたいと思っていたのにこの夕焼けで私の体は動かなくなってしまった。
初めて心が奪われた瞬間だった。
しばらく夕焼けを見つめ空が夜を迎えるとあんな気持ちはなくなっていて涙が止まらなかった。
死んでもなんともならないしあいつらを見返したい…いや本当はあの美しい夕焼けをもう一度観たいと思ってしまった。
その後はずっと泣き続け親の反対を押し切ったわけだ。
しばらくは自宅で療養してこれからの事はのんびり考えていこうと思う。
これからどうなるかわからないけど、どんなに心が挫けて折れてしまってもあの夕焼けをもう一度観たいそれが私の今の生きる糧になってしまった
最後まで読んで頂き光栄です