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称号とそれぞれの道

 〇ノエル=リズ=ヴァレンタイン


 種族:人間LV.1


 職種:無


 PP.

 HP 10/10

 MP 10/10

 STR 1

 VIT 1

 INT 1

 MND 1

 DEX 1

 AGI 1

 LUC 1


 SP.

 スキル

【】【】【】【】【】【】【】【】【】【】【】【】【】【】【】【】【】【】【】【】


 控え


 称号

【無の探求者】

【茨の道を歩む探求者】

【空白の探求者】



「は?」

 悠人、いやルートが呆けた顔で固まっている。

 まあ、それはさておき称号とはなんだ?

 詳しくみれるか?

 無理だな。確か、スキルも詳しく調べるにはそういうスキルが必用だったはずだから、称号も同じ何だろう。

「おい。」

「ん?なんだ?」

「いや、なんだ?じゃねーだろ!!ジョブが無!?パラメータオール初期値!?スキルなし!?お前頭イッてんの?!」

「失礼な。誰もやらないようなことをしようとしたらこうなっただけだ。」

「そりゃそうでしょうね!!どこに初期設定ガン無視する馬鹿がいるかってんだ!!」

「ここ。」

「あー!!」

 もううるさいな。回りの人達がチラチラみてるじゃないか。

「うるさい。」

「あだっ」

 チョップしてやった。

「はあ、まあ、やっちまったもんは仕方ない。レベル上げ手伝ってやるよ。」

「すまんが断る。」

「はあ!何でだよ!」

「一人でどこまでやれるか試してみたいんだ。」

「そうかよ。まあ、お前がそうしたいなら仕方ない。それで、これからどうするんだ?」

「とりあえずいろいろみて回るよ。」

「そうか。そうだ、お前、俺のクランに…」

「すまんがそれもパスだ。」

「だよな。」

 ちなみにクランというのはよくある。プレイヤーがつくる組織みたいなやつだ。そしてルートはβの時に自らがトップのクランをつくっており、それを引き継いだらしい。βテスターには、こういう優遇措置がいくつかあるらしい。

「それじゃあ、俺は行くわ。」

「そうか。困ったらいえよ?」

「心配ない。」

「そのステータスで言われてもな。」

「ははは、それじゃあな。」

「おう。」

 さて、どこにいこうかな?

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